“爆撃機”、ゴメスの40ゴールの可能性を信じて・・・

ブンデスリーガシーズン40ゴール(1971/72シーズン)の記録はもうすでに約40年続いてきた。しかし今シーズン、ゲルト・ミュラー(65才)は自らの記録が破られる時かもしれないと考えている。伝説となっている“人民爆撃機”は、バイエルンのマリオ・ゴメスがその記録を破る可能性があると「ゴメスが私の記録を破るだろう、それは間違いない。自分としては、もうここ何年も、逆に40ゴールの記録が破られていないことが不思議だ。なぜなら、我々FWが当時苦しめられた、ゴールゲッターに対する2人がかりでのマークなどはもはやないから・・・」。バイエルンは、ゲルト・ミュラーがこの記録を樹立したシーズン、リーグ101ゴールをマーク。うち40がミュラーということになる。彼がシーズン40ゴールを記録した時は、第9節を終えた時点でわずか3ゴールであった。ゴメスは第9節を終えてすでに10ゴール。ゲルト・ミュラー「自分の記録がバイエルンの選手に破られるのであれば、それはもちろん自分にとって格別にうれしいこと」。ゴメスがこれまでブンデスリーガで得点王になったのは1度(昨シーズン/28ゴールで)、それに対し、ミュラーは7度。そのうち5度は30ゴール以上(1970年は38ゴール、1973年は36ゴール)、トータルで言うと、365ゴール(ブンデスリーガ427試合)。すなわち、1ゲーム平均で0.85得点。ゴメスは、これまでバイエルン、シュトゥットガルトでプレーしてきたが、トータル190試合で111ゴール(1ゲーム平均で0.58)。ブンデスリーガでシーズン30ゴールという記録は、1977年のディーター・ミュラー(34得点、ケルン)以来ない。少ないゴールで得点王になった例としては、1989年にトーマス・アロフス(ケルン)、ローラント・ヴォールファルト(バイエルン)が、1996年には、フレディ・ボビッチ(シュトゥットガルト)がいずれもシーズン17得点。ゲルト・ミュラーはドイツ代表の歴代得点数でもトップ(68得点)。

2011/10/21