ファンデル、ブラッターを批判

DFBレフェリー主幹のハーバート・ファンデルは、ヨーゼフ・ブラッターFIFA会長を批判。ブラッターが、ドイツへのプロレフェリーの導入を求めたことで「プロのレフェリーが決して万能薬という訳ではない。それよりももっと考慮されるべきは、レフェリーを取りまく環境の整備。こうしたなかで重要なのは、レフェリーが第2の支柱をもっていること」。ファンデルの意見では、独自の職業を持っていない方が、そのレフェリーにかかるプレッシャーはより大きいと。たとえば、ケガをしたり、プロのレフェリーを辞めねばならないような状況が来た際には、プロの制度のなかでは自らの存在すらも脅かされると、ファンデルは語る。
また、元FIFAレフェリーのヘルムート・クルークもブラッターの発言に断固とした反対の姿勢を示した「ブラッターの要求について我々は非常に懐疑的な見方をしている。プロのレフェリーが自動的によいレフェリーだとは限らない。最近の大会を見ていれば、どちらかというと、その逆の事例が多い」。2006年のW杯では、イングランドのプロレフェリーのポールが1試合に1人の選手に対し3枚のイエローを出した件や、2010年W杯では、フランス人レフェリーのラノイがその今ひとつのパフォーマンス故に早々に帰宅を余儀なくされたことなど、それを示す様々な例がある。

2011/12/06