メルク、50才の誕生日

ブンデスリーガでレフェリーを長年務めたマルクス・メルクは、3月15日、50才の誕生日を迎えた。世界を見渡しても、彼ほどのキャリアを積んできたレフェリーは珍しく、ブンデスリーガで笛を吹くこと339回(最多)。本業が歯医者のメルクは、3度世界最優秀レフェリーに選ばれている(2004,2005,2007年)。彼がそのパフォーマンスでもっとも注目を集めたのは、2004年のユーロ、その決勝戦(ギリシアvsポルトガル)でレフェリーを務めたときだろう。またメルクは代表戦で50回主審をつとめ、2003年のチャンピオンズリーグ決勝(ユベントスvsミラン)でも笛を吹いている。ドイツの最優秀レフェリーに選ばれること7回。ただ、シャルケのファンにとっては、メルクはあまりいい印象を残していないかもしれない。2000/2001シーズンにシャルケが“幻のマイスター”となったその責任を、多くのシャルケ・ファンはマルクス・メルクに求めていることだろう。メルクは、このシーズンの最終節、ハンブルガーSVとバイエルン・ミュンヘンのゲームを裁いていたが、ロスタイム、ホームのバイエルンに異論の残るフリーキックを与えた。このフリーキックをパトリック・アンデションが決め、1:1の同点に。その結果、ほぼ確実と思われたシャルケの優勝が幻となった。

2012/03/15