奮起期すシェルニング監督、奥川雅也とハックに期待

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　昨季にはブンデスリーガから２部降格を喫し、そして今季では現在ブンデス２部１６位と、屈辱の２シーズン連続降格の危機に瀕している、アルミニア・ビーレフェルト。前回のハンザ・ロストック戦での敗戦は、風邪のために自宅から見守っていたダニエル・シェルニング監督は、「総じてみて決して満足できるパフォーマンスではなかった。特にホームで勝つためには。その前の試合で勝利していた後だっただけに、少しがっかりだよね。また１歩後退してしまったよ」と述べている。

　ここから巻き返していくために特に期待がかかるのが、今季ここまで３得点６アシストをマークしている奥川雅也と、８得点４アシストをマーク中のロビン・ハックだ。この数字だけでもいかに、チームにとって重要な存在であるかの証でもあり、そして希望の大きさでもある。ハックは前述ノロストック戦では出場停止のため欠場。日曜のハンブルク戦では再び戦列復帰するところであり、「攻撃面でうちにとっては重要な人材なんだ。だから楽しみだね」と指揮官。

　またそのロストック戦で負傷以来ひさびさの先発となった奥川雅也についても、「彼にとってはあの試合、なかなか求めていたスペースを見つけられずに難しそうだった」と述べ、途中出場し勝利をおさめた「レーゲンスブルク戦では、バシリアディスとハックという、２人のＣＦがいたことでよりうまくいっていた。雅也は我々に本当にとても重要な存在。今週はさらに進展がみられている」と期待を寄せている。「２人共間違いなく先発のオプションだ」