2023/05/08

シュマッケ氏がリヴァプールのSDに?息子ニルスはビーレフェルトのSD就任見送り

©︎IMAGO/regios24

 1月にVfLヴォルフスブルクの競技部門取締役職をマルセル・シェファー氏に譲った、イェルグ・シュマッケ氏。当時はそのままサッカー界から身をひくことを示唆していたのだが、しかしながらどうやら半年経たないうちに現場復帰への流れにあることが報じられた。英紙テレグラフによればシュマッケ氏が、リヴァプールFCのスポーツディレクター職の候補としてあがっており、さらに契約間近にまで迫っているという。地元紙リヴァプール・エコーも候補として伝えてはいたが、ただこちらはまだ未決案件であることも併せて掲載しているところ。

 2016年より新設された同職については、マイケル・エドワーズ氏の後任として昨夏より2歳年下のジュリアン・ウォード氏が引き継いでいたものの、6月30日をもってリヴァプールのスポーツディレクターから退任することは、数ヶ月前から明らかになっていたこと。そして41歳のウォード氏から今度は、59歳のシュマッケ氏に受け継がれることになるのだろうか。ちなみに以前にキッカーとのインタビューで、シュマッケ氏は、「もう随分この世界でやってきたし、人生でまだほかにやりたいことがある。あと回しにしてきた家族のことと思うよ。」と述べつつも、「もしかすると3ヶ月で嫌気がさすかもしれないし、妻から追い出さられる始末にもなるかもしれないね」とコメント。

 果たしてそれがリヴァプールということになれば、これまでアーヘン、ハノーファー、ケルン、ヴォルフスブルクで勤めてきたベテランにとっては、これは初の海外挑戦ということに。ちなみに同じドイツ人のユルゲン・クロップ監督との共闘はまだ実現していないが、以前にヴォルフスブルガー・アルゲマイネに対してクロップ監督は、「一度、一緒に仕事をしてみたかった人物だ。とてもフィットしていたと思うし、彼は素晴らしい人格者だと思うよ」と評価。なおそのリヴァプールではこの夏、大幅な改革が計画されているところだ。

シュマッケ氏の息子、ビーレフェルトのSD職には就任せず

 ちなみにイェルグ・シュマッケ氏の息子ニルス・シュマッケ氏は、ブンデス2部アルミニア・ビーレフェルトの次期SD就任に迫っていると報じられていたものの、最終的に移籍は頓挫したことが明らかとなっている。そのほかの候補者であるオラフ・レッベ氏(ニュルンベルク)やベンヤミン・シュメデス氏(フィテッセ)も招聘不可と見られ、レヴァークーゼンのチームプランナーを務めるティム・シュタイデン氏とはまだ詳細な話し合いは行われていない模様。そのほか元ビーレフェルトの選手たちなど、複数の候補が浮上している。

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