2023/03/29
アウグスブルク:不運続きのドルシュ、今度は副鼻腔を手術

©︎IMAGO/Krieger
ニクラス・ドルシュは今シーズン、FCアウグスブルクでなかなか上手く事を運ばせることができない。前半戦では度重なる負傷により棒に振る結果となった25歳は、ようやく一歩ずつ本来の姿に戻りつつあったのだが、しかしながら今度は副鼻腔の手術を受けたために、これから2週間ほどの離脱に再び入る事が発表。つまりは週末のVfLヴォルフスブルク戦のみならず、その後の1.FCケルン戦についても欠場が確定したことになる。
昨季にドルシュは鎖骨骨折、それから今季に間に合うように精力的にリハビリをこなしていたものの、しかしながらその後に中足骨の骨折が判明。回復までに3ヶ月を要することになり、数週間におよぶ練習参加ののちにブンデス4部に属するセカンドチームで実践復帰。だがそこでまたしても中足骨の骨折が判明してしまった。「何が間違っているのか悩みに襲われる」とキッカーに対してもらしていた同選手。「これから数年のことに不安を覚えるよ。今回の骨折は精神的にもきた」と話していたが、ただ今回は2週間と離脱期間は短く、その分だけ復調にも時間をかけずに済むことだろう。
ヴォルフスブルク戦ではウドゥオカイも欠場
なお週末のヴォルフスブルク戦に向けてマーセン監督は、体調不良で練習参加を見合わせ、ただいずれにせよ出場停止中のエメルディン・デミロヴィッチに加えて、フェリックス・ウドゥオカイについても筋肉系の負傷により欠場。回復はみせているもののむしろ、次のホーム戦となるケルン戦での出場を視野に入れている。また不遇のシーズンを過ごすリース・オックスフォードについても、セカンドチームでの出場で受けた退場処分により出場停止となってしまった。
ヴォルフスブルクはフィッシャーが欠場
一方でヴォルフスブルク側ではルーカス・ヌメチャは膝の問題で欠場。さらにキリアン・フィッシャーはU-21代表から軽い過度伸展を抱えた状態で復帰しており、今回の試合では出場が見合わされることが明らかとなった。コヴァ地監督は「彼はリハビリをしている。来週にはボールを使って仕事ができるようになることを期待しているよ」とコメント。「グラッドバッハ戦で復帰することが目標だが、いかなるリスクもかけるつもりはない」とも強調している。