2023/04/09
独誌kicker移籍情報:〜4月9日まとめ

ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。
ペピ「アウグスブルク残留という選択肢はない」
現在アウグスブルクからフローニンゲンにレンタル中のリカルド・ペピは、今後どうなるのか?この質問に対する答えはどうやら簡単ではないようだ。最近アウグスブルクでは20歳の米国人FWを引き留める考えであることを強調したものの、「Voetbal International』によれば同選手自身は「戻るという選択肢はない」と語ったという。しかし、このアメリカ人選手はまだアウグスブルクで2026年まで契約を結んでおり、。フローニンゲンでは、23試合に出場して10ゴールを記録したストライカーにはフェイエノールトやPSVアイントホーフェンが興味を示していると言われているところ。
ライプツィヒ、オルモとの延長を目指す
RBライプツィヒでは来季までとなっているダニ・オルモとの契約を是が非でも延長したいと考えている。ローゼ監督は「どう評価されているかを知っているし、ここに移籍した決断が正しかったという実感ももっているだろう」と述べ、「我々は彼の資質を活かして成長を助長していきたいと考えている。いつかはステップアップの時もくるだろうが、監督としていかに重要な存在であるかを知ってもらい、さらに1年プレーすることが彼のためになると説得したい」と語った。
ランパード監督がチェルシーに復帰
フランク・ランパード監督はひとまず、チェルシーFCへと帰還することになった。44歳のかつてのレジェンドは、2019年夏から2021年冬まで指揮をとった経験ももち、直近ではエヴァートンにて監督を務めていたものの、ここでも1年弱ほどで解任となっている。なおチェルシーでは先日に7ヶ月でグラハム・ポッター監督に見切りをつけたばかり。
グラードバッハ、ヤンシュケと延長
ボルシア・メンヒェングラードバッハは今季までとなっていた、トニー・ヤンシュケとの契約をさらに1年間更新したことを発表した。最古参選手でもある守備のオールラウンダーだが、ここのところは負傷などの影響もあって今季わずか6試合のみの出場。現在は半月板損傷からの回復を目指しているところであり、さらに今回の発表では32歳のベテランが引退後もクラブに留まる計画であることも明かされている。
フライブルクII、シュタム監督と更新
フライブルクIIはトーマス・シュタム監督との契約更新を発表した。40歳の指揮官との契約については、通例通り詳細はとくに明かされていない。2015年にフライブルクのサッカースクールの者を叩き、当初はAユースにて6年間にわたって指導した同氏は、2021年に3部昇格を果たしたセカンドチームの監督へと就任。現在は31節を消化して2位争いを展開している。
エジプト移籍に迫っていたヘアリヒ監督
直近では2021/21シーズンにFCアウグスブルクにて監督を務めていた、ハイコ・ヘアリヒ監督が現在エジプト1部アル・ザマレク就任に迫っていたことが明らかとなった。かつてレヴァークーゼンでも指揮をとった51歳は、ポルトガル人指揮官ジェスアルド・フェレイラ氏の後任として現地で交渉にあたったものの、ただ金銭面で折り合いがつかずに破談となっている。
ランパード監督、火消し役としてチェルシー復帰?
英紙『Athletic』や『Sky England』の報道によると、フランク・ランパード監督がチェルシーFCでひとまず今季いっぱいまで就任する一時的解決策として、招聘が検討されているようだ。昨秋にトゥヘル監督から引き継いだポッター監督がわずか7ヶ月で退任となり、後継者探しを続ける同クラブでは先日にルイス・エンリケ監督が有力候補として報じられたばかり。なおチェルシーにて長年プレーした経験ももつランパード氏は、2019年開幕から監督を務めたものの、2021年はじめに解任。前述のトゥヘル監督が引き継いでいた。
ライプツィヒ、ローゼ監督との契約更新をめざす
確かにここのところに関していべば、RBライプツィヒではこと競技面において3連敗を喫するなど思うように事が運んでいるとはいえない。ただそれでもクラブ首脳陣においては昨秋より就任して立て直しに成功した、マルコ・ローゼ監督との指揮官との来季までの契約延長を目指す考えに変わりはないようだ。
ハノーファー、ツィーラーとの契約を延長
ロン=ロベルト・ツィーラーが来季も引き続きハノーファー96にてプレーすることが明らかとなった。今シーズン25試合目となる出場を34歳の主将キャプテンとの契約は、これにより自動的に1年延長されることに。「基本的に怪我や出場停止処分を受けることなく、かなり早く行使することができた」ことへ元ドイツ代表GKは喜びをみせた。
元シャルケのプッキ、ノリッジを夏に退団
5年間にわたったテーム・プッキのノリッジ・シティでの時間も、このなつ夏でついに終了を迎えることになる。これはクラブ側が水曜日に33歳となったストライカーの今季限りでの退団を明らかにしたものであり、かつてシャルケでプレーしていたフィンランドの点取り屋は在籍中、204試合に出場して同クラブ史上4番目となる88得点をマークしていた。現時点ではまだ移籍先は不明。
チェルシー次期監督、最有力はエンリケ監督か
グレアム・ポッター監督を解任したチェルシーFCとしては、できるだけ早く次の監督職を明確にしたいと考えているところであり、複数のメディアの報道によるとルイス・エンリケが最有力候補の一人として浮上しているようだ。52歳のスペイン人指揮官は現在ロンドンに滞在しており、クラブと協力の可能性について交渉にあたっているという。スペイン代表にて3年間指揮を執った同氏は、カタールでのワールドカップでの早期敗退後に契約満了に伴い退団、そのため現在はフリーの状態が続いている。
テロッデ、この夏でシャルケを退団
ジモン・テロッデが今シーズン限りで2021年より過ごしたFCシャルケ04を退団することが明らかとなった。これは水曜日にクラブ側が発表したもので、35歳のストライカーはこの夏をもって契約満了を迎えることになる。なおクネーベル取締役によれば、今回の決断は「信頼に満ちた話し合い」によるものとのこと。