2023/04/10

リカルド・ぺピ「僕はアウグスブルクには戻らない」

©︎IMAGO/Pro Shots

 FCアウグスブルク史上最高額で加入した、リカルド・ぺピ。現在はオランダ1部FCフローニンゲンへとレンタル移籍中だが、しかしながら明確に所属元への復帰の意思がないことを、オランダのサッカー雑誌『Voetbal International』に対して語ったという。「クラブにはそうつたえてあるよ。アウグスブルクに戻るつもりはない」

 そう考える理由となったのは、当初に約束されていたことが果たされなかったことにあるようで、「彼らが僕に対してみせた対応では、僕にあそこへと戻るような選択肢を与えないものだ」とコメント。具体的にどういったことかについては明かされていないが、さらに同選手の代理人は「クラブが行ってくれた投資については感謝しています。ただどう対応すべきかよくわかっていないようでした。監督との対話もなかったのです」と説明。「ペピはアウグスブルクには戻りません」と明言した。

 2022年1月にダラスから移籍金1600万ユーロ(さらに成果に応じてボーナス)で迎え入れ、この夏よりオランダに武者修行に出した20歳の米国人ストライカーについて、この夏より就任したエンリコ・マーセン監督は「万事予定通りに来ている。ブンデスほどフィジカル面での負荷は高くないが技術面では優れているリーグで出場機会を与えたかったからね」と木曜日に述べ、またマネージャーを務めるロイター競技部門取締役も来季の構想に入れていることを地元紙に対して述べている。

 果たしてこの夏はどのような判断がくだされることになるだろうか?なおオランダのメディアによれば今シーズン公式戦23試合で10得点をマーク中のペピにはフェイエノールトやPSVが関心を示しているとのこと。

 

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