2023/05/05

アウグスブルク:バウムガルトリンガーが左膝を手術、このまま退団の可能性も

©︎IMAGO/Kessler-Sportfotografie

 先週土曜に行われたアイントラハト・フランクフルト戦にて、FCアウグスブルクのユリアン・バウムガルトリンガーは、左膝を捻ったために後半72分に交代。特に2021年1月と9月に十字靭帯を損傷した側であっただけに不安がよぎったが、ただ今回は懸念されていたほどではなく、「外側半月板損傷」のみで済んだという。すでに35歳のオーストリア人MFは水曜日に手術を受け、残りシーズンは全休するとのこと。

 果たしてこれがFCアウグスブルクでの最後の姿となるかは、いまのところはまだわからない。契約期間はこの夏までとなっており、負傷までは延長の可能性も示唆されていたものの、しかしながら現時点ではどうやら契約の更新の可能性は低いようだ。6年在籍したレヴァークーゼンを昨夏に離れた同選手は、今季は17試合に出場するも、先発は3試合のみにとどまっている。(キッカー採点平均3.67)

相次ぐ離脱に見舞われながらも、前向きなマーセン監督

 なお今回のウニオン戦ではそれ以外リース・オックスフォードやナタナエル・ムブクのほかにも、メルギム・ベリシャが足首の問題で、ラファル・ギキーヴィツが肩の負傷で、さらにイアゴとフレドリク・イェンセンは個別調整をしているものの欠場する可能性があり、特にギキーヴィツの離脱はベリシャよりも時間を要するようだ。ただ年明けから続く激動の中で結果的にチームの若返りをすすめることになったマーセン監督は、むしろこれまで「経験を蓄積できた」ことが今、残留争いにおけるアドバンテージになっているともみている。

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