2023/06/04
2023/05/17
アウグスブルク:今冬に続きこの夏も、各ポジションで入れ替えの可能性
今冬にFCアウグスブルクは6選手の退団と、7選手の獲得という非常に活発な動きを見せていたが、この夏の移籍市場も決して穏やかな時間を過ごすことにはならないだろう。キッカーが得た情報によれば新たにゴールキーパー、右サイドバック、ミッドフィルダー、そしてオフェンシブプレーヤーの獲得を模索しているようだ。
ちなみにGKラファル・ギキーヴィツがもしも日曜のドルトムント戦を欠場した場合、契約に定められた25試合出場での自動更新を果たせないこともあり、後半戦より急速に調子を落としたベテランが希望する2年契約は提示されない見通し。また右ウィングのダニエル・カリジュリは今季限りでの退団が確定。負傷離脱中のMFユリアン・バウムガルトリンガーも今後は不透明だ。
GKにおいてはすでにアウグスブルクでは、来季より1.FSVマインツ05から、フィン・ダーメンをフリーで獲得する可能性が高く、現在先発を務めるトマシュ・コウベクの今後も不透明。かつて移籍金750万ユーロを投じて迎え入れたチェコ人GKだが、同僚からの評判は高い一方で長年バックアップを務める日々をすごしており、より多くの出場機会を本人自身もとめていることだろう。
FWについては今冬にマーセン監督にとってはオプションが拡大することに成功したものの、それでも今夏ではフローニンゲンにレンタル中のリカルド・ペピ、そしてドイツ代表からの招集も受けるなど飛躍をみせたメルギム・ベリシャについても、他クラブからの関心が寄せられていることから、まだ来季の目処はついていない。