2023/05/19

アウグスブルク:ギキーヴィツ、ハーン、カリジュリ、シュトローブルの退団を発表

©︎IMAGO/Ulrich Wagner

 FCアウグスブルクでは金曜日にアンドレ・ハーン、ダニエル・カリジュリ、トビアス・シュトローブルに加え、ラファル・ギキーヴィツの退団も発表した。特にギキーヴィツに関してはあと2試合で自動更新となるオプションが付随していたが、肩の負傷のためにそれも不可能である上、そもそも後半戦からの不振もあり、延長自体が見送られていたという経緯がある。また負傷や調子に加えて、ロッカールームで自己中心的な態度への評判もあまりよくなかったことが、本人の希望する2年契約締結の障害になったようだ。ちなみにすでに来季よりマインツからフィン・ダーメンを獲得するとも言われているところ。

 また昨年10月に軟骨を損傷して以来復帰を目指してきたアンドレ・ハーンも、復帰は早くて秋口になると言われており、「アウグスブルクが僕の気持ちのなかでどれほど大きな存在か。それは誰もが知っていることだろう。だからここでの素晴らしい時間が夏に終わってしまうのは残念だけど、膝の負傷から今はとにかくカムバックを目指すことに集中している」とクラブ公式の声明にてコメント。同様にトビアス・シュトローブルも十字靭帯の断裂という重傷から復帰を目指している最中であり、さらに半月板の手術から回復を目指すユリアン・バウムガルトリンガーの今後も未定だ。

 すでにFCアウグスブルクの中盤では来季に向けた最初の新戦力として、ブンデス2部カールスルーアーSCより、ティム・ブライトハウプトの獲得を視野に入れている。実際には今冬にMLSへの復帰を希望した、カルロス・グルエソの穴埋めを希望したマーセン監督の要望に応える形で、アウグスブルクでは既に21歳のMFに関心を示していたものの、しかしながらカールスルーエ側が代替選手を見出せなかったこと、本来は右サイド要員として獲得していたアルネ・エンゲルスが思いのほか中盤で活躍をみせたこともあり、最終的にアウグスブルクはそのままグルエソを米国に送る決断を下している。

アウグスブルク、ダーメンに加えブライトハウプト獲得へ。

 あれから半年が経過し改めてこの夏にアウグスブルクでは、移籍金およそ400万ユーロを投じる形で、ティム・ブライトハウプトを迎え入れる目処がついた。キッカーが得た情報によるとすでにアウグスブルクは選手側と移籍で基本合意に達しており、まだカールスルーエとの契約が1年残されていることからも詰めの部分は残されてはいるが、どうやらドイツU20代表として7試合の出場経験をもつ、身長192cmの大型ボランチ獲得は、もはや時間の問題ということろまできているようだ。

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