2023/05/24
アウグスブルク:マインツからGKダーメン、ダルムシュタットからCBプファイファー獲得の流れ

©︎IMAGO/Jan Huebner
1.FSVマインツ05のGKフィン・ダーメンが、FCアウグスブルク移籍へと迫っている。25歳の元ドイツユース代表はすでに今後が明確であることを明かしているが、「確かにそうなんだけど、でもまだ口にしたくはない。近日中には明かされていると思う」と述べ、あくまでその発表はクラブへと委ねるとのこと。ただその移籍先としてはラファル・ギキーヴィツの延長オプション行使を見送った、昨夏にもダーメン獲得目指すも移籍金額で折り合いがつかなかった、FCアウグスブルクの名前があがっている。
先日に開催されたVfBシュトゥットガルト戦にて、今年2月中旬以来となる出場を果たした同選手だが、いまは膝の炎症に悩まされる先発GKロビン・ツェントナーの後塵を拝する日々を過ごしており、マインツ在籍期間中わずか12試合のみの出場にとどまっているところ。そのためユース時代から15年過ごしたクラブを後にし、「ブンデスのレベルで先発を張れる自信」(シュミットSD)を胸に、この夏に「更なるステップアップを果たす」ことを誓っている。ではマインツは?「ラッセ・リースに信頼を置いている」とシュミットSDは語った。
トマシュ・コウベクは退団の流れ?「今は興味ない」
それではダーメン監督によって、現在は先発GKを務めるトマシュ・コウベクはどう判断するのか。「今はなにも考えていないsh、興味もない。何が起こるかなんて、未来のことは誰もわかるものではないよ」と同選手はコメント。「以前はそういうことを考えすぎていた」とも明かし、「あまりよくなかったこともあったからね。むしろ明日のことだけを考える方が最善じゃないかな。僕はそうしたい。まずは土曜日の試合で全力をつくしたい」と述べており、まずはアウグスブルクのブンデス残留を祝いたいところだ。
アウグスブルク、さらにプファイファー獲得へ
なおブンデス2部SVダルムシュタットでブンデス昇格を果たしたばかりのセンターバック、パトリック・プファイファーについても、すでにFCアウグスブルク移籍の流れにあると見られているところだ。まだアウグスブルクはブンデスリーガ残留が確定していないものの、その可能性は高い状況にあり、キッカーが得た情報では23歳の移籍実現はさらなる高まりをみせている模様。
マインツ、オニシウォと延長
その一方で1.FSVマインツ05は、カリム・オニシウォとの契約を延長したことを発表。31歳のオーストリア人アタッカーは、2016年1月から同クラブにてプレー。オーストリア代表として21試合に出場(1得点)した経験ももち、ブンデスリーガでは通算183試合に出場して31得点をマーク。今季はここまで30試合に出場して9得点、5アシストをマークしているところ。なお新たな契約期間は2026年夏まで。