2023/08/19
アウグスブルク:一転してウドゥオカイと契約延長。ヴェイガとのレンタルは早期解消へ

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フェリックス・ウドゥオカイが来夏までとなっていたFCアウグスブルクとの契約を、さらに1年間2025年まで更新したことが発表された。「トレーニングキャンプの前に首脳陣には、この契約を延長するつもりがないことを伝えていたんだ」とクラブ公式にて明かした元ドイツユース代表DFは、「でも僕の考えは変わったんだ」とコメント。「トレーニングキャンプと数週間の準備期間を経て、クラブがスタートしたこの改革が非常に目的意識の高いものであるとわかったんだよ。だから僕は自分の決断を改めて見直していくことにしたんだ」と説明している。「先が見えない状況で自分自身もこのチームの中で臨みたくなかった。だから契約を延長することにした」
ロイター競技部門取締役はその翻意に喜びをみせており、「フェリックス・ウドゥオカイがこれからもここでプレーしていってくれること。そしてそれに応じて契約を更新してくることこそが我々の願いだったんだ。そしてその結論に彼自身が達したことは非常に喜ばしいことであり、またこれで競技面のみならず財政面においても更なる安定化へとつながるものだよ」と評価。ヴォルフスブルクでの2年を経て2019年夏に加入した192cmの大型CBは、これまでブンデス通算117試合(2得点)、ドイツ杯10試合(2得点)に出場。ちなみに先日のドイツ杯初戦ウンターハッヒング戦では、アウグスブルクは0−2で敗退しているが、そのときにはウドゥオカイはメンバー外となっている。なおこれに先駆けてFCアウグスブルクでは188cmのディフェンダー、レナト・ヴェイガとのレンタル契約を早期に解消、20歳のポルトガル人選手は所属元のスポルティングに帰還した。