バイエルン：ケインが初ホーム戦でドッペルパック、バイエルンダービー制す

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　バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第２節でもその歩みを順調に進めることには成功したものの、ただ今回の最初のホームゲームとなったＦＣアウグスブルクとのダービーでは、新戦力のケインがドッペルパックを挙げる活躍をみせたものの全体的にはぱっとしない内容で終始している。

　この試合では前節負傷をかかえてしまったジャマル・ムシアラの代わりに、トーマス・トゥヘル監督は逆に前節で股関節の負傷のため欠場していたセルゲ・ニャブリを先発起用。それ以外は前節と同じスターティングメンバーとなっており、復調間もないトーマス・ミュラー、そしてデ・リフトは今回もベンチスタートとなっている。

　逆にアウグスブルクでは前回のグラードバッハとの大味な試合（４−４）後にもかかわらず入替えはなし。そしてハイボールを多用しながら得点チャンスを伺う展開をみせていくも、開始６分にベリシャがウルライヒに迫った以外はスキル面で精彩を欠き、バイエルンもまた想像力に欠けていたために、前半は間延びした流れが続いていく。

　最初に先制のチャンスを迎えたのはアウグスブルクで、マズラウィを振り切ったデミロヴィッチがＰＡ右でいいところからシュートを放つも決めきれず、逆にニャブリから絶妙なパスを受けたサネのシュートをダーメンが弾くも、不運なウドゥオカイのオウンゴールでバイエルンが先制（３２分）。さらにドルシュのハンドで得たＰＫをケインが沈めて２−０で折り返し。

　６８分にはサネのシュートはポスト直撃となるが、１分後にはデイヴィースとコマンによるパスワークから、前線でクロスを受けたケインが巧みにダーメンを交わして追加点。終盤にはベリョが主将デミロヴィッチのお膳立てで一矢報いるも、それまで。バイエルンは連勝でウニオンに次ぐ２位となり、来週は土曜夕方よりボルシア・メンヒェングラードバッハとのアウェイ戦に挑むこととなった。

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