2019/11/26

ブレーメンがクラブ史上最高額の売上げ、モイサンデルとは延長


 今シーズンは欧州の舞台への復帰を目標として掲げながらも、ここまで下位に甘んじる苦しい戦いが続いている、SVヴェルダー・ブレーメン。だが月曜日の行われた年次総会では、非常に好調な財政状況が発表された。
 ブレーメンはクラブ史上最高額となる、売り上げ1億5710万ユーロを計上(前年より4000万ユーロ増)。利益は350万ユーロ(前年度より300万ユーロ増)となっており、さらに自己資本は1050万ユーロとなった。
 特に今回の増収にはメディア放映権料6700万ユーロ(1700万ユーロ増)と、移籍金2330万ユーロ(490万ユーロ増)が貢献。クラウス・フィルブリー代表は「100〜300万ユーロの利益をコンスタントに計上していく」ことと、そして「自己資本を1000万ユーロにのせること」という目標達成に満足感を示した。
 
主将モイサンデルが延長

 ニクラス・モイサンデルとの契約が延長されることが明らかとなった。今季より主将を務めるベテランCBとの契約期間は、これにより2021年まで更新。クラブ公式にてコーフェルト監督は「ニクラスを守備の要として、理由なく常に強調してきたわけではない。彼は主将として重要なコミュニケーションパートナーであり、ロッカールームにおいて非常に重要な役割を担っている。だからこれからもチームの一員であり続けることを嬉しく思うよ」と喜びを述べている。
 2016年にサンプドリアから加入したモイサンデルは、これまでブンデス1ブ8試合に出場して2得点をマーク。「延長できて嬉しい。僕にとって最も長くプレーするクラブだ。とても居心地よく、ホームのように感じている。ヴェルダー・ファミリーの一員であることは誇りだ」と、モイサンデルは語った。「チームはこれから良い方向にチームと共に迎えると思う。そのためにハードに取り組み、そして目標を掴み取っていきたい」

 さらに今回の年次総会では、2006年から2017年までディフェンダーとしてブレーメンを支えた、主将を務めた経験ももつクレメンス・フリッツ氏がスカウト部門のチーフに就任することが発表されている。

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