2023/01/11
ブレーメン、膝負傷でロマーノ・シュミットが長期離脱

©️IMAGO/Nordphoto
4日前に行われた冬季合宿期間中のトレーニング中に、ヴェルダー・ブレーメンのロマーノ・シュミットは左膝を分厚くバンデージで固定したまま、練習場をそのまま後にしていた。これはエムボムとの対人戦により負ったもので、その結果ウギ側の側副靱帯に軽度の断裂がみられることが、後の検査で判明したとクラブ側より発表がなされている。そのためオーストリア人選手は今後「数週間」は離脱を余儀なくされるとのこと。
「この時期で負傷を負ったロマーノを思うと心が痛む」と、フリッツ強化担当はコメント。「これからより逞しくなって完調を果たせるように、十分な時間を与えていく。リハビリの進捗状況によってはより長期化する可能性も否めない」と言葉を続けている。
今季ここまでリーグ戦15試合に出場、第5節以降はセントラル・ミッドフィルダーとし定位置争いを展開してきたシュミットは、9月にはオーストリア代表として2試合で出場。同国出身でブレーメンで主将を務めるマルコ・フリードルは「下前半戦ではロマーノは本当にいい仕事をしていたんだ。同じオーストリア人だからとかそういうことに関係なく、彼の離脱は残念だよ」と述べた。
穴埋め策としては夏に加入しまだ慣れの必要性も感じさせるイェンス・ステージや、最近ではメンタル面での問題も明かしていたニクラス・シュミットの可能性があるだろう。すくなくとも後者は今冬の合宿でアピールを展開中であり、またイリア・グルエフもこのポジションでもプレー可能であることを前半戦でみせていた。
バークもシャルケ戦欠場
またブレーメンでは膝蓋腱の問題のためにフェリックス・アグーも長期離脱中であり、さらにオリヴァー・バークもシャルケとのテストマッチで欠場を余儀なくされた。これはクラブ側が発表したもので、25歳のアタッカーは大腿に張りを感じており、特に深刻なものではないという。
そのため新年最初のリーグ戦であるケルン戦については復帰が見込まれるとのこと。今季は14試合に出場するもうち13試合はジョーカーとなっているバークは、それでも2得点を決める成績を残しており、後半戦では更なる飛躍が期待されるところだ。