ブレーメン：イリア・グルエフ、アルバレスの穴埋め模索のアヤックス移籍か

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　すでに地元メディアであるDEICHSTUBEが報じていたように、ヴェルダー・ブレーメンのイリア・グルエフが、本日開催のドイツ杯初戦ヴィクトリア・ケルン戦でのメンバーから外れた。「彼が実際に移籍しようとしているのか、私にはよくわからない」とオレ・ヴェルナー監督は試合後に語っていたものの、どうやら２３歳のミッドフィルダーの移籍はオランダの名門アヤックスに向かっている模様。先日にウェストハム・ユナイテッドに移籍した、エドソン・アルバレスの穴埋め役として左利きのボランチに白羽の矢が立ったようだ。

　１年前にも獲得に動いていたアヤックスについて、先日グルエフ自身は「アヤックスは多くのトップ選手を輩出していた、ヨーロッパサッカー界の名門だからね」と喜びをみせていたものの、「しかしそれは過去のことだ」と同クラブからの関心について付け加えていたのだが、どうやらそれは再び変化をみせたということなのだろう。なおヴェルダー・ブレーメンとの契約は２０２５年まで残されているため、グルエフがアヤックスに移籍するためにはまず、移籍金をめぐりクラブ間で合意に達しなくてはならない。なおブレーメンでは今夏にＭＦセネ・ライネンを獲得済み。

フュルクルーク、ブレーメン残留の明言を避ける

　その一方でヴェルダー・ブレーメンがドイツ杯初戦でヴィクトリア・ケルンの前に敗退した後、ニクラス・フュルクルークは残留に関する質問に明確な返答を避けつつも、「自分にとって良い選択肢」とも強調。これまで幾度となく移籍の可能性が取り沙汰されてきたドイツ代表ＦＷは、最終的に「複数の関係者がこの状況に満足し、幸せでなければならない。でもヴェルダーがまだ僕にとって身近な問題なんだ」と語った。