ドイツＵ２０代表に長田澪が選出、欧州王者イタリア等と親善試合へ

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　９月はじめに行われるドイツＵ２０代表戦、ポーランド代表とイタリア代表との新全試合へ臨むにあたり、ハネス・ヴォルフＵ２０代表監督は２３名のメンバーを発表した。「特に我々はＵ１９欧州選手権を制した２００４年生まれ世代の、イタリア代表メンバーとのこの伝統の一戦を非常に楽しみにしているところだよ」とコメント。特に今回はドイツの首都ベルリンでの開催とあって「ぜひいいところをお見せしたいし、多くのファンの方が足を運んでくださることを期待している」と言葉を続けた。

　なお代表シーズン開幕ということもあって今回のメンバーはほぼ全員が刷新。すでにＵ２０代表での経験を持っているのは４人だけで、先発ＧＫチャルク・エルンスト（3試合）とホッフェンハイムのナウエル・ノル（1試合）、またブンデス2部で経験を蓄積しているニュルンベルクのＭＦイェンス・カストロプ（4試合）とカールスルーエのＦＷティム・ロスマン（2試合）だ。

　またその中にはこの夏にヴェルダー・ブレーメンからオランダ１部ＦＣヴォレンダムにレンタル移籍した、長田澪（ミオ・バックハウス）の名前も。今季エールディビジ２試合に出場（１−２、１−４）している１９歳の長身ゴールキーパー（１９４cm）は、川崎市に生まれ２０１８年に川崎フロンターレからブレーメンのユースに加入。それを機に日本Ｕ１５代表からドイツＵ１５代表でプレーし、これまでＵ１９まで全ての世代でドイツユース代表としてプレーしてきた。

ブレーメン、オリヴァー・バークが交渉のため離脱

　その一方でヴェルダー・ブレーメンではオリヴァー・バークが退団の流れになっており、複数のメディアが報じたところによると26歳のＦＷはイギリスのクラブとの交渉のためにチームから離脱の許可を得たという。昨夏シェフィールド・ユナイテッドからフリートランスファーでブレーメンに加入したスコットランド人FWは、その冬にイングランド2部ミルウォールにレンタル移籍。これまでブレーメンでは19試合に出場。今季はFCバイエルン戦（0-4）では途中出場したものの、フライブルク戦（1-2）ではメンバー外だった。