2019/01/19
監督騒動に揺れたデュッセルドルフ、1部残留目指し後半戦へ

「年明けからデュッセルドルフは騒動に揺れた。だが少なくとも監督問題については全てがクリアにはなっている。フリードヘルム・フンケル監督とクラブは同じ目標に向かい、互いの未来のためにブンデス1部残留を目指し戦っていく。
「我々は強い決意をもったチームであり、是が非でも目標を掴み取りたいと考えている。できる限り長期間、1部残留にむけて取り組むよ。今はそのチャンスがある」そう語ったフンケル監督は、「これから数週間のうちに、我々がどこまでの発展を遂げることができるのか。それは結果でみることになるのだが、しかし選手たちは常に全力でプレーすることを惜しまず、常にポジティブな結果を持って戦っている。それがこのチームなんだ」と言葉を続けた。
騒動に揺れた数日から、監督問題については全てカタがついた。今夏にフンケル監督がチームをさることになるのは、その1部残留を果たせなかった場合にのみ限られる。これから再び本分へと集中していき、これから迎える後半戦に立ち向かっていく。
「これから数週間のうちにまた成功を収められる。我々はそう前向きに考えているところだよ。それは重要なことだからね。もちろん後半戦で我々が10〜12勝をあげられるような事は決してない。前半戦と同様にね。それでも我々は一丸で戦い続けた、後半戦でも変わらない。今何を口にしようがあくまで仮定にすぎないし、さして特筆すべきようなものでもない。我々としては成功を収めたいということ。チームとして戦うということ。それを我々はやっていくだけだ」と指揮官。
冬季休暇直前にみせた、デュッセルドルフのV字転換。そこでの3試合で3勝利をあげ、安全圏内へと浮上しただけでなく、入れ替え戦となる16位との勝ち点差は4と広がった。後半戦初戦となるアウグスブルク戦では、デュッセルドルフとして是が非でもここの距離を広げておきたいところだろう。 「我々が望んでいること、それはブンデスリーガにとどまり続けるということだ」