2019/04/10
宮市所属ザンクトパウリがカウチンスキ監督解任!後任はルフカイ氏。
宮市亮が所属するFCザンクトパウリは、ここのところの不振を受けて、マルクス・カウンチンスキ監督と、ウーヴェ・シュテーファーSDを解任する決断を下したことを発表した。
「決してこの決断を簡単に下したわけではない。特にウーヴェとマルクスは人間として大変評価している。しかしザンクトパウリのことを考えれば、このステップは踏まなくてはならないものだったとも考えている。このシーズンを成功で締めくくっていくために、そして来季に向けたレールを敷くためには」と、オケ・ゲットリヒ会長は説明した。
かつてはカールスルーエSCにて山田大記を指導し、ブンデス1部昇格まであと一歩というところまで導いた経験をもつ指揮官は、2017年12月7日に当時2部で14位に甘んじていたザンクトパウリの監督へと就任。無事に2部残留を果たすと、今季はここまで昇格争いを演じていたものの、ここところ4試合でわずか勝ち点1、入れ替え戦となる3位ウニオン・ベルリンまでの勝ち点差は4にまで広がっていた。
なお水曜午前の練習ではマルクス・ゲルハウス氏とアンドレ・トルールセン氏の両ACが指導していたが、後任としてすでにヨス・ルフカイ氏の就任を発表。同氏はかつてアウグスブルク、ヘルタ・ベルリン、そしてシュトゥットガルトにて細貝萌を、ベルリンでは原口元気を、そしてシュトゥットガルトでは短期間ながら浅野拓磨を指導した経験をもつベテラン指揮官であり、就任会見は明日木曜の15時(日本時間22時)から行われるとのこと。なおシュテーファーSDの穴埋めは、アンドレアス・レティッヒ氏が今季終了まで務めるという。