2020/04/15

デュッセルドルフ、元守護神レンジングの今季限りでの退団を発表


 遂にミヒャエル・レンジングはフォルトゥナ・デュッセルドルフから、今季限りで退団する決意を固めたことが明らかとなった。同選手との契約は今シーズンいっぱいまでとなっており、契約満了に伴い退団ということになる。
 イースター・マンデーにクラブ側より発表されたところによれば、レンジングとは「協調性と敬意をもった話し合い」が行われており、そこでレンジングは「この夏に、また新しい挑戦をしたいと思った。まだ体調はいいしやる気もある」とコメント、そしてこれまで過ごしたデュッセルドルフでの時間、そしてそこで得たファンからのサポートに感謝を示した。
 35才のレンジングはこれまでバイエルン、ケルン、レヴァークーゼン、そして2013年からデュッセルドルフへと加入。一昨シーズンにはブンデス2部優勝、昨シーズンでは昇格組ながらトップ10入りを守護神として支えていたものの、今季はマンCからステッフェンが加入。レンジングは負傷の影響もあり出遅れ、そのステッフェンが負傷離脱するも代役の座はカステンマイアーに譲っていた。

 
 そのステッフェンもすでにボールを使った練習を行うまでに回復。コロナ危機でのリーグ戦中断をうまく利用して復調をめざしているところだ。果たして今冬より就任したレスラー監督はどういった判断を下していくるのか?開幕から好セーブをみせていたステッフェンだが、その後はミスも見受けられており、膝の状態のみならず精神面も気になるところ。
 一方でここまで代役を務めたカステンマイアーはその期待に応えるパフォーマンスをみせており、「ザックがチーム練習に復帰するとなると、激しい定位置争いがGKで展開されることになるね」と強調している。
 

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