2022/11/17

ドイツサッカー連盟とグレーフェ元審判員による法的論争は年越しへ

©️IMAGO/Martin Hoffmann

 水曜日の法定では、マヌエル・グレーフェ元審判員と、ドイツサッカー連盟との間で和解成立とはならなかった。ヴィルヘルム・ヴォルフ判事の下で行われた今回の審議では、グレーフェ氏側が主張する、2020年夏をもって年齢制限により審判員としての職を失ったということを、ドイツサッカー連盟側が認めなかったことにある。

 グレーフェ氏は47歳でその職務を解かれるまでブンデス289試合を裁いており、それ以前の長きにわたってこれほど長く審判員職を務めた人物はいない。ただ実際には規約には存在しない、年齢制限において「審判員の間では大筋での統一見解があった」と主張。その結果、不当に連盟から解任され、「職務への喜び」と「収入の機会」を失ったことを強調している。

 一方でドイツサッカー連盟側はこれに真っ向から反論。話し合いは平行線を辿ったため、まずは当事者は地方裁判所へと12月28日にまでに意見書を提示する必要があり、来年1月18日で再び両者は法廷にて合間見えることとなった。なおグレーフェ氏は翌年に得たはずの給与およそ26万ユーロのうち、代わりに受け取った7万ユーロ分を差し引いた19万ユーロの損害賠償を請求している。

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