2023/03/28

ブンデスリーガvsフランクフルト?ヘルマン氏と「明確な合意」をヴァツケ氏が強調

©︎IMAGO/Hartenfelser

 果たしてアクセル・ヘルマン氏は来季以降も、ドイツサッカーリーグ機構にとどまることになるのか?昨年末にドナータ・ホプフェン氏が退任したことを受けて、SCフライブルクのオリヴァー・レキ氏と共にフランクフルトの取締役も暫定で代表を任務を務めているところ。レキ氏はフライブルク残留の考えをすでに明らかにしている一方で、フランクフルトでは2027年まで契約を残すヘルマン氏の慰留に務めているところであり、関係性亀裂が生じていると言われるホルツァー相談役会が自ら辞任してでも慰留に努めたい考えを明かしたばかりだ。

 そんな中でハンス=ヨアヒム・ヴァツケDFL相談役会会長は、ヘルマン氏の動向について「私はアクセル・ヘルマン氏を非常に高く評価しており、そして彼には2027年までのフランクフルトとの契約が残されている。それは尊重しなくてはいけないよ。私も彼とは将来について特に話はしていないんだ」と南ドイツ新聞に対してコメント。その上で、「投資家に関するプロセスが6月末日までの完了しなければ、彼のドイツサッカーリーグ機構での暫定的な役割は終わらないという明確な合意がある」とも明かした。

 ドイツサッカーリーグ機構ではその株式を投資家に売却して資金調達を果たしたいと考えており、その道のりには「今は半分ほどまできているところ」だという。しかしフランクフルト側の認識ではあくまで「緊急事態」における派遣の合意であり、「2023年6月末日まで」が合意期限とみているところだ。 果たしてどういった結論が導き出されるのか?ヴァツケ氏は「どのような世界についてもいえることだろうが」と述べながら、「候補者がたった1人しかいないというのはあまり良くないことだよね」と言葉を続けた。

3選手が負傷して代表から帰還

 なお代表から戻ってきた選手のうちフルボイェ・スモルチッチやジブルル・ソウ、ファリデ・アリドゥの3人が負傷や疲労を抱えて帰還。ソウとアリドゥは大事には至っていないようだが、スモルチッチに関してはこれから精密検査を受けるようだ。この試合ではさらにトゥータが出場停止、さらにアルマミ・トゥーレが筋肉系の問題を抱えているため、クリスティヤン・ヤキッチが3バックの右側でプレーすることなる。中心はスモルチッチの状態にかかわらず長谷部誠が入ることだろう。シャルケ戦で手根骨を骨折したディナ・エビンベは木曜のテストマッチで復帰するも、まだ今回の試合は時期尚早。遅く代表から戻ってくる鎌田大地についても、試合が金曜日ということで先発はローデが入るかもしれない。

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