2023/05/31

60周年迎えるブンデス、来季の公式球を発表。開幕から2試合はレトロな特別球。

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 スポーツ用品メーカー”Derbystar”社は、2023/24シーズンのブンデスリーガ、ブンデス2部の公式試合球を発表した。最初の2試合日には、特別な試合球が用意されている。ブンデスリーガ創設60周年に際、ニーダーライン地方に拠点を構える同社は、「ブンデスリーガ創設時代のクラシックなフットボールの外観からインスパイアされ再解釈した」新しいデザインであると説明。

 従来通り、現在も使用されている32ピースのボール構造のうち、20個は白で統一されているが、12個の五角形については黒一色ではなく「ダイナミックなデザイン要素と目を引く色でアップグレードし、革新的な外観を作り出した」とのこと。ただしブンデスリーガとの緊密な連携により、ブンデスリーガ創設60周年を記念して、第1試合日と第2試合日の全試合では特別デザインとして、「クラシックサッカーのレトロルックを完全に取り入れた」黒ベースのものが採用されるという。

 なお今回は初めて、部分的にリサイクルされた素材で生産されており、重量で測った場合に競技用具全体の約10パーセントがリサイクルポリエステルで作られているとのこと。「0.5Lペットボトル23000本分以上の材料をリサイクル」していると語る同社のペーター・クナップCEOは、「資源の最適な利用は、私たちの製品開発における最も重要なテーマの一つです」と言葉を続けた。なおネオンオレンジバージョンは、雪など視界の悪い場合に採用される。

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