2019/01/19
トップ下起用のゴレツカ、初の2得点でMOMの活躍披露!
後半戦の幕開けを告げたホッフェンハイムvsバイエルン戦では、レオン・ゴレツカが2得点をあげる活躍を披露。
さらに50分にもあわやハットトリックという惜しい場面もあったが、敵将ナーゲルスマン監督から、マン・オブ・ザ・マッチに「ふさわしい」パフォーマンスをみせた。ちなみに1試合2得点はゴレツカにとって、ブンデス1部130試合、2部32試合でも経験したことのないものだったのである。
ゴレツカの特別な夜は、試合開始前から始まっていた。ニコ・コヴァチ監督から今シーズンはじめて、トップ下としての起用を伝えられており、これは今冬続いた『ミュラーvsハメス』論争に一石を投じるサプライズ起用だった。「その判断を、チームはうまく形にしてくれたね」と指揮官は、TV局Eurosportとのインタビューで喜びをみせ、「いいものを見つけたようだね」と笑顔で言葉を続けた。
起用した理由については、「両方の方向に向けて、とてもうまく取り組んでくれる選手なんだ。守備をおざなりにすることなく、スピードに長け、深い位置に侵入することもできる。それが今日、2得点という結果で報われたんだよ。今冬ではいいキャンプを過ごしたようだね」と説明している。ちなみにゴレツカが今季、オフェンシブにプレーしたのは第2節のシュトゥットガルト戦のみであり、その時も1得点1アシスト、チームも3−0で勝利を収めていた。
そして今回、再び活躍を披露したゴレツカは、「そういう見方もできるね」と述べつつ、「特に前半で、僕たちはとてもいいプレーを見せていた。後半ではカウンターをもっとうまくしなくてはいけなかったと思う。2・3度は数的有利の状況でホッフェンハイムゴールに襲いかかっていたしね。そこで3−0としなくてはいけなかったんだ。だから試合がタフなものになってしまったんだよ」と反省の弁も語っている。「ただいいプレーも見せていたとは、思うけどね」