2020/09/20
マインツ、バクーに対するヴォルフスブルクからの関心を認める
現在チームの補強を目指しているVfLヴォルフスブルクの視線の先には、1.FSVマインツ05所属のリドル・バクーがいる。短期的には負傷離脱選手が続いた右サイドバックの穴埋めとして、そして長期的にはそのポリバレントさへと期待しての補強プランではあるが、しかしそこには大きな障害も存在する。
当初Transfermarkt.deが報じたこの知らせについて、マインツのルーヴェン・シュレーダー競技部門代表はアルゲマイネ紙に対し、「ヴォルフスブルクとのちょっとしたやりとりは、確かに正式に受けた」と、ことの外あっさりとこのことを認めた。
だがそれと同時に「我々はリドルに非常に満足しているし、2022年までの契約を残しており、ここで彼の次のステップアップを期待している」と強調。つまりこれは移籍金を巡る駆け引きの始まりなのか?それはこれから2週間の展開を見極めていくことになるだろう。
ただ言えることはヴォルフスブルクでは現在、右サイドバックではウィリアムが十字靭帯の断裂から復帰が遅れ、ムバブも膝の靭帯損傷で長期離脱。手術を回避し保存療法での回復を目指しているところ。そのためここでの即戦力としてバクーに白羽の矢をたて、長期的にはポリバレントな選手として活躍を期待しているところだ。
しかしながらコンゴにルーツを持つドイツU21代表MFの獲得に向けて、ヴォルフスブルク側は1000万ユーロのような移籍金は論外と考えており、果たしてシュレーダー氏がどういった考えを抱いているのだろうか?「我々はここマインツにおいて、出来る限りベストな布陣でシーズンに臨みたい」と語った。「そこにバクーも含まれているよ」