2020/09/23

UEFA欧州最優秀選手賞、3候補のうち2人はバイエルン


 UEFA欧州最優秀選手賞、ならびに監督賞の最終3名の候補が、水曜日にUEFA側から発表された。その結果、男子の監督部門では、ハンジ・フリック氏(バイエルン)、ユルゲン・クロップ氏(リヴァプール)、そしてユリアン・ナーゲルスマン氏(ライプツィヒ)と、ドイツ人指揮官が独占。
 また男子の選手部門では、マヌエル・ノイアーロベルト・レヴァンドフスキのバイエルン勢に加え、マンチェスター・シティのケヴィン・デ・ブライネが選出。このうち1人が、10月1日に行われるCL組み合わせ抽選会にで表彰を受けることになる。
 なお同賞はUEFA(欧州サッカー連盟)とESM(ヨーロピアン・スポーツ・メディア)との協力で実施されており、CLとELのグループステージに参加した監督80名全員と、ESMが選出した55人のジャーナリスト(UEFA加盟各協会から1人ずつ)が投票する仕組み。
ルメニゲ代表も「胃がキリキリ・・・」

 その一方でバイエルンでは木曜日に、UEFAスーパーカップがハンガリーの首都ブダペスト開催されるところだが、バイエルン州のゼーダー知事は連邦政府が危険地域に指定する会場へファンを連れて行くことに「胃がキリキリする」と表現。一方でバイエルンのルメニゲ代表は、週末の時点でUEFAに理解をみせていた。
 しかし水曜午前では一転、国営放送ZDFに対して同じく「胃がキリキリする」と述べており、「何より無事に戻ってくることが最優先。帰国後は無料でコロナ検査を受けられる」と語っている。ただすでにバイエルンのファンからは、多くのキャンセルが出ており、「1000人以下のファン」が向かう見通しだという。
年次総会は延期

 またバイエルン州による現行のコロナ規制に伴い、バイエルンでは今年の年次総会を延期することも発表された。先週金曜日に行われた話し合いの結果で決められたものであり、来年4月15日にミュンヘンのアウディドームにて開催予定。ハイナー会長は「デジタル会議は十分な代用とはならない」と強調しつつも、「春の状況次第では可能性はある」とも明かしている。
 

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