2020/09/24

バルセロナ、チェルシーのリュディガーに関心


 別れの時が迫っている。アンオニオ・リュディガーが、まもなくしてFCチェルシーを後にすることになるかもしれない。kickerが得た情報によれば同選手は、FCバルセロナと、ASローマの獲得希望リストの最上位にリストアップされているようだ。レンタルでの獲得を模索しているとみられ、チェルシーとの契約は2022年まで。
 確かなことは、プレミアリーグ開幕戦ではリュディガーが90分間ベンチを温め続けており、8月上旬に行われたCL16強バイエルン戦でみえた苦しい展開は、今もなお確認できるということ。それだけに止まらず、リーグカップではメンバーからさえも外されている。
 当然のことながらリュディガー自身、この状況に戸惑を覚えていることだろう。長期に渡ってチェルシーの守備の要としてプレーしていたにもかかわらず、ランパード監督は決して、昨季にリュディガーより上回るパフォーマンスをみせたとはいえないクリステンセンやズマ、若手のトモリらを重用するようになったのだ。加えて今夏にはチアゴ・シウバも加入。リュディガーの立場は益々苦しいものとなっている。
 特にリュディガー自身、来夏のユーロ参加を睨み、ドイツ代表での立場を考えれば、チェルシーで1シーズンベンチを温めることになれば厳しいものとなるだろう。リュディガーとしてはリスクをおかすことなく、むしろコンスタントにプレーできる環境を求めており、そのため夏季移籍市場が開いている間にも新天地へと旅立つ可能性はある。そしてその行先は、テル=シュテーゲンのいるバルセロナかもしれない。
ランパード監督、ハドソン=オドイにプレッシャー
 

 リュディガーと同様に、カラム・ハドソン=オドイもまた、チェルシーで居場所を模索している選手の一人だ。いずれかがチームを後にする可能性はあるのか?との問いに指揮官は、「みてみることになるよ」と述べるに止まった。
 ただハドソン=オドイに関してはリーグカップで出場する可能性はあり、「彼は日々、練習でアピールしなくてはならない。そして明日のような試合でチャンスを掴むなら、1分1分でアピールしなくてはいけないんだ。攻守に渡ってね」と要求している。
 

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