2021/04/01

レヴァンドフスキだけじゃない、守備陣でも不安抱えるバイエルン


 現在バイエルン・ミュンヘン周辺ではまさに、ロベルト・レヴァンドフスキの負傷離脱の話題で持ちきりとなっているところだが、その一方で土曜日に行われるライプツィヒとの首位攻防戦では、守備陣においても不安材料が残されている。
 左サイドバックのアルフォンソ・デイヴィースは退場処分のため、さらにCBジェローム・ボアテングについては累積警告のために、それぞれが出場停止という状況にあり、フリック監督はレヴァンドフスキの穴埋めと同時に、守備陣の再編成にもおわれているところ。
 考えうる対策としては、エルナンデスを左サイドバックへ、そしてアラバと共にズーレをセンターバックコンビとして起用し、4バックのシステムを採用して試合に臨むことが考えられるだろう。ただズーレに関しても、左大腿裏の負傷で代表から離脱したことからも、実際にプレーできる状況にあるのか見極めが必要だ。
 確かにズーレに関してはバイエルンへと帰還して以降、すでにチームメイトらと共に汗を流す姿が見受けられており、週末の出場にむけてポジティブなシグナルを送っているところ。だがそれでも間に合わないと判断された場合は、おそらくマルティネスがオプションということになるだろう。
 今季いっぱいでチームを後にすることになる守備のオールラウンダーは、いまは役割を失っている状況には陥っているものの、それでも常にプレーする準備はできている。ただそれでもデイヴィースとボアテングという、守備の主力2枚が同時に不在ということから、ライプツィヒのもつ危険なカウンターへどう対処できるかがポイントの1つになる。
 

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