2022/01/06

ノイアーは月曜に帰還、コマンとトリッソは「コロナより大きな問題が」


 年末年始にかけて新型コロナウィルスの猛威に襲われている、バイエルン・ミュンヘン。主将マヌエル・ノイアーは旅行先のモルジブにて孤立されている状況だが、ただナーゲルスマン監督によれば快適に過ごすことができており、日曜夜から月曜にかけてミュンヘンへと戻ってくる予定だという。
 リュカ・エルナンデスの場合はタンギー・クアッシと共に、ノイアーらから少し遅れて感染が判明したために、 1月14日より復帰の見込み。「正直なところ、全部の細かな日程を把握しているわけではないよ」と指揮官。バイエルンが抱える現在のコロナ感染者は、9選手にまで及ぶのだ。
 またノイアーらと共に感染が確認されていたコランタン・トリッソについては、「クリスマス前の2週間、離脱していたことも考慮していかないとね」と説明。今夏に契約満了を迎えるフランス代表MFは、筋肉の硬化により離脱を余儀なくされていた。「なにより健康状態をしっかりと見極めていくことだよ」
 つまりは同じく筋損傷のために数週間の離脱を余儀なくされていた、キングスレイ・コマンについても同様であり、「今夜には隔離が解かれ、明日には肺の検査を受けることになる。ただ4週間の筋肉系の損傷もあり、月曜は不在だ。コロナだけでなく、もっと大きな問題もあるんだ」とナーゲルスマン監督は語っている。
らも、決して慌てる必要には迫られていないだろう。
  
 コロナ感染、負傷、そしてアフリカ杯など、様々な理由によって非常に厳しい台所事情へと陥ってしまったが、指揮官からは気懸りとなるような様子はみられず「私は泣き寝入りするタイプではない。これまでもそうだった」と宣言。感染してしまった選手たちについても、「きっとガイドラインには従っていたのだと思う」と擁護した。
 その上で既存の戦力にも「ワールドクラスの選手はいるのだし」と強調しつつ、数多くの若手を招聘する事態には「監督として刺激的さ、思いを巡らせなくてはいけない。経験があまりない、もしくは不慣れなポジションでのプレーもでてくる。そのなかでどう資質を発揮させられるか?」と前を向いた。特に2位ドルトムントとの差は、年越しの時点で勝ち点9にまで拡大している。
 

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