2022/04/10

ゴレツカ、ビジャレアルとの決戦では「バイエルンらしい戦い」を期待


 週末に行われたFCアウグスブルク戦後、レオン・ゴレツカは後半82分にロベルト・レヴァンドフスキが決め勝利へと繋がったこのPKが、バイエルンが前半に見せていた閉塞感、もしくは不安定さを払拭するものとなるかとの質問に「それは大袈裟だろう」と反論した。
 
 確かにこの試合の前半は決して良いものではなかった。インテンシティの部分で不足が見受けられていたことはゴレツカ自身も認めるところであり、「時に最終ラインに4人のFWを配置するような厄介な相手なんだ、そこでセカンドボールを拾ったりデュエルに勝とうという意欲が100%なければ、常に難しい状態で試合へと臨むことになってしまうものだよ」と説明。
 しかしながらその一方で、「後半は改善がみられていた」との評価しており、「火曜日のビジャレアル戦では改善していかなくてはならない、そう思っているよ」と明言し、ホームのアリアンツ・アレナとの決戦を前に「会場は熱気に包まれ、バイエルンらしい試合ができるだろう」と期待感を見せている。重圧を感じているのか?毎年のように「今が勝負」と強調するゴレツカは、「ファンが楽しみにしている時期であり、タイトルに関わるものだからね、とても楽しみだよ」と意気込みを見せた。
 なおこの試合の勝利に2つの記録が樹立された。まずこの日がブンデスリーガ通算411試合目の出場となったトーマス・ミュラーは、フィールドプレーヤーとしてはじめて通算300勝を達成。またジョシュア・キミヒについてはアリエン・ロッベンの記録に並ぶブンデス通算196試合で150勝目という最速記録を達成している。
  

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