2022/08/04

ノイアーは練習不在も、フランクフルト戦は参加の見込み

 金曜夜に控えるブンデスリーガ開幕戦、アイントラハト・フランクフルト戦に向けてバイエルン・ミュンヘンは、無事にマヌエル・ノイアーを起用できる見通しが立ったようだ。前日の会見にてユリアン・ナーゲルスマン監督は、「予後の経過は極めて良好だ。回復をみているし、このままいけば明日にはプレーできるだろう」とコメント。

 ただそれと同時に「明日の朝までは、まだチームから少し離れていなくてはならないが、その後はフランクフルトでのミーティングに参加できると思うよ」ともコメント。腹痛により練習参加を見合わせていたノイアーは、伝えられるところによればもはや感染は確認されていないものの、「リスクはぬぐいされないため」、注意を払いたいと考えている模様。

 「過去の学びを活かしたい」。ナーゲルスマン監督がそう語るのは、ここのところ場外戦でメディアを盛り上げていた自身の発言に関することではない。ピッチ上における戦い方についてであり「我々は少し変わった。あまり柔軟に対応しすぎることのないように」とコメント。つまりは相手に合わせすぎないようにするということであり、実際に先日のDFBスーパーカップ、ライプツィヒ戦でもその点は見てとることができた。

 特に大黒柱レヴァンドフスキの移籍でいずれにせよ変化が求められる中、「後半はもっとうまくできただろう」がそれでも前半が非常にうまくいったことは高く評価できるポイント。その後の失速という点も興味深い洞察ポイントとなった。「選手にもコーチにも非常に有用だと思うね」という前向きな気持ちを胸に、「決して容易ではない」EL王者フランクフルトとのアウェイ戦へと挑む。 

ナーゲルスマン監督「自分自身でプレッシャーをかけている」

そしてバイエルンでの2シーズン目に向けて「自分自身にプレッシャーをかけている」と語った指揮官は、レヴァンドフスキの移籍後であっても「すでにチームとして良くなっていると思う。先に言い訳を探すつもりはない」と強調。「選手たちはよくやってくれている」と確信した上で、「バイエルンでは常に最高を目指そうとする、それは当然のことなのだ。」と言葉を続け、そのため自分にプレッシャーはかけても「メディアの皆さんがかけたいプレッシャーは感じているわけではない」
 

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