2022/08/20

ドイツ代表目指すも不振のバクー、急成長をみせるフィッシャー

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 ドイツ代表候補として今冬開催されるカタールW杯参加を視野に入れる、VfLヴォルフスブルクのリードル・バクーではあるのだが、その高い野心とは裏腹にここまでのリーグ戦では、kicker採点平均5と余りにかけ離れた結果に。「ドイツ代表として常に大きな期待が寄せられる。クラブのみならず代表監督からも。何より彼自身のためいいプレーをしたいと思っているはずだ」

 そう語ったクロアチア代表経験もあるニコ・コヴァチ監督は、「代表での競争は激しいものがあるし、そこでアピールしたいのであれば全ての局面で存在感をみせられるようにしないと」とマインツにて育成された右サイドバックについてもコメント。「そのために我々は日々取り組んでいる。ピッチ上でもミーティングでも、1vs1のセッションでも、全てが選手のためになるもの。ただ同時にいつかは結果を出さなくてはならない」

 つまり結果がでなければ?その時には今夏にニュルンベルクから加入した、キリアン・フィッシャーが代役を担う可能性があるだろう。「2年前には3部でプレーし、その後にニュルンベルクで半年間プレーしてきた若手選手」と評する指揮官は、ヴォルフスブルク加入からさらに急成長を遂げたともみており、「日々、懸命に取り組んでいるよ」と称賛。「黙々と語る青年、そういう部分は好みだね。彼は1部のクラブにいることの特権を知っているし、学習意欲が高くそれはブンデスで活躍するための条件だ」

 それでもまだフィッシャーには時間が必要であることも確かな事実である。とくにふくらはぎの靭帯損傷によって、フィッシャーはヴォルフスブルクでまだ多少の遅れを抱えている状況なのだ。「彼は今、追いつかなくてはならないことがあると理解しているよ」とコヴァチ監督。その努力の先には、これまでフィッシャーのキャリアにおける最大の挑戦であり、ブンデスリーガでのデビューの舞台がまっているはずだ。

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