復帰戦で自ら祝砲！レオン・ゴレツカ「いよいよ僕も開幕」

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　シュート数は２８：３、ポゼッション率は７７％、対人戦勝率は５７％。水曜夜に行われたドイツ杯初戦ヴィクトリア・ケルン戦では、バイエルン・ミュンヘンはドイツ３部を相手に序盤、少し苦しむ場面も見受けられたものの、最終的にはケルンのライン・エネルギー・シュタディオンに詰めかけた５万人の大観衆を熱狂させる、５−０での快勝劇を演じてみせた。前半３５分にライアン・グラフェンベルフがその口火を切ると、前半終了直前にはマティス・テルが追加点。さらにサディオ・マネが後半早々にダメを押すなど、今夏加入の新戦力が立て続けにゴール。さらにジャマル・ムシアラがこれに続き、終盤にはこの日に久々復帰したレオン・ゴレツカが自ら祝砲をあげた。

　試合後ドイツの国営放送ＡＲＤとのインタビューにて、ゴレツカは「僕にとって決して簡単な時間ではなかったよ」と長期離脱期間について振り返り、「実際には良い感じで準備を進めていたなかで、手術台に向かうように言われてしまったんだ」とも吐露。その現実を受け止めることは難しかったようだが、「これも準備の１つなのだと思うようにしたんだ」と自分に言い聞かせたという。あれから６週間、今回の試合では長距離を疾走し、ドリブルでＰＡまで持ち込むと正確な低い弾道でこの試合を締めくくったドイツ代表ＭＦは、「さぁ、これから僕もシーズン開幕だ」と宣言。いよいよ今冬にカタールでのワールドカップが控えるシーズンに、レオン・ゴレツカが復帰の雄叫びがあがった。