2022/09/14

バルサ戦でゴールも、ボトル投げつけたリロイ・サネ。その理由は?

©️IMAGO/Sven Simon

 火曜夜に行われたチャンピオンズリーグ第2戦FCバルセロナとのホーム戦では、バイエルン・ミュンヘンは注目の大一番で2−0と勝利を収めることに成功。リュカ・エルナンデスの先制ゴールに続き、ダメ押し弾を決めたのは、シーズン当初はバックアップが続いていたリロイ・サネだった。これまでブンデス2得点、チャンピオンズリーグでも2得点、DFBスーパーカップでも1得点を挙げている同選手だが、「今回はまぁまぁだったね。得点は決めたけど、本来はもっと良いプレーを見せないといけない」とむしろ反省。

 「前半ではオフェンス面で守備陣を助けられず、明確な動きが出来なくてキープが思うようにいかなくなっていた。勇敢さにかけており、それによってバルセロナは簡単にボールを奪ってしまっていただけのことだよ」と言葉を続けたように、そこで無失点に踏ん張ったエルナンデス、ウパメカノのCBコンビには守護神ノイアーからも「傑出したパフォーマンスだった」と賛辞が送られている。

 ハーフタイムではよりアグレッシブに、よりポゼッションを高めていこうと声を掛け合った結果、コーナーキックからエルナンデスが強烈なヘディングによって先制点を決める、徐々にスペースを見出してきたバイエルンがサネとムシアラとのコンビプレーにより、バルサのディフェンスを切り裂いて相手GKテル=シュテーゲンを交わしたサネが追加点。同選手にとってはCL42試合目にして18得点目となった。

 2−0としたバイエルンのナーゲルスマン監督は、後半80分にサネをベンチに下げる判断を下すのだが、そこで指揮官や同僚らとハイタッチしたサネは、振り返ってドリンクボトルをピッチに投げつける行動をみせる。あれは一体なんだったのだろうか?「あれは感情的になってやってしまったものだ」とサネは説明。得点はさておき、パフォーマンス自体にはフラストレーションが溜まっていたようで、「だからボトルに当たってしまったんだよ。交代についての苛立ちではない」と強調している。

 ちなみにこの試合の後にはレオン・ゴレツカも、この日ベンチスタートだったことについて「全く問題はない」と同じく強調。「正直言ってこの1週間、僕について書かれていた文章は完全に的外れなものだったと言うしかない」と苦言を呈しており、「ああいった疑惑の目は全てが作為的なものであり、本当に腹立たしさを感じさせるものだよ。チーム内ではみんなが仲が良く、ハッピーに過ごしているし、試合数は多いから全員に、先発出場はあるものだと思っているよ」と明言。

 ただそうはいってもそもそもこれほど高いレベルでの定位置争いにおいて、選手たちが抱えるプレッシャーまたは不満といったものを、完全に排除することなどできるものではないだろう。それでも今回のバルセロナ戦での勝利のような結果自体は、チームにとっては心落ち着かせ、また和ませる効果をもつものではある。ハサン・サリハミジッチSDは「このチームには非常にいい雰囲気がある」とコメント、実際にこの日はバイエルンの人々にとって和気藹々とした1日となったことは確かなことだ。

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