2022/09/20

ウパメカノやリュディガーを想起させる、ドイツ代表初招集のベラ=コチャプ

©️picture alliance/dpa

 アーメル・ベラ=コチャプがその電話先の声に冷や汗をかいたと明かしたことに、さして驚きを感じる必要はないだろう。なぜならば直近のVfLボーフム時代では先発メンバーから外されることも多かった20歳のセンターバックの携帯電話には、当然のことながら「ハンジ・フリック」代表監督の「電話番号は登録されていなかった」のだから。「本当に驚いたよ。でも本当に嬉しかったね」

 これまでブンデスリーガ22試合、プレミアリーグ6試合、欧州の舞台にはまだ立ったことのない若武者だが、とりわけ今回はワールドカップ開催前の直前となる代表招集ということもあり、アピール次第ではワールドカップ参加への扉さえ開ける絶好の機会なのだ。確かにその才能はボーフム時代から高く評価されていたものの好不調の波が激しく、しかしクラブ史上最高額となる1100万ユーロで売却されたサウサンプトンでは、ここまで目覚ましい成長をみせ活躍を見せているところ。

 ラルフ・ハーゼンヒュットル監督からは「これまでいた選手の中でも、もっとも安定したパフォーマンスを見せてくれているね」との評価さえ受けており、実際にサウサンプトンの試合を視察に訪れたドイツ代表のレールACからもその成長ぶりが高く評価され、今回の代表招集へと繋がった背景がある。パリ出身ということもあってしばしばダヨ・ウパメカノと比較されるベラ=コチャプだが、ハーゼンヒュットル監督はむしろアントニオ・リュディガーを連想。

 確かに190cm、87kgと恵まれた体格であり「上半身と下半身に強靭さが見られていた」ものの、それでもフィジカル面における欠陥部分にまずは着手していかなくてはならなかったという。「ただこれほど早く順応するなんてね」と驚きをみせる。果たしてそのリュディガーで間近で接するこのチャンス、「自分の持ち味を活かして、そして他の選手たちのこともこれから見ていく」ことで、果たしてフリック監督にW杯参加を「納得させる」ことができるだろうか。

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