2022/09/20

オリヴァー・ビアホフ、ドイツ代表への課題と期待感。「良い方向にある」

©️IMAGO/Jan Huebner

 このたび初めてDFBキャンパスにて、ドイツ代表の男子サッカーチームがトレーニングを行っている様子に、建設プロジェクトを推進してきたマネージャーを務めるオリヴァー・ビアホフ氏も、感慨深い面持ちで会見の席へと出席していた。だが別の言い方をするのであれば、今回のドイツ代表の練習に特別な意味があるのはそれだけではない。今冬に開催されるワールドカップに向けて、最後の代表戦期間であり選手たちも参加に向けてアピールに燃えているところ。とりわけネイションズリーグは「親善試合ではないからね。ここで成功をおさめることが我々の目標であり、このネイションズリーグは自分たちの立ち位置を再認識できる場でもある」と述べている。

 ここまでグループリーグ6試合中4試合を経過し、ドイツ代表は勝ち点6でイングランド、イタリアを上回りながらも、金曜に対戦するダークホース、ハンガリー代表には遅れをとっているところ。また来夏に行われれる決勝トーナメントには手の届く範囲でもあり「いい方向には進んでいる。しかしまだ決定力という点についてはまだまだ改善の余地があるがね」と元ドイツ代表ストライカー。「まだまだ我々が相手につけいる隙を与えすぎている」と改善点について指摘しつつ、改めて「このチームにはクオリティもメンタリティも備わっているんだ」と強調。そして「成功をおさめた実績ある指揮官」の下、今大会が最終日である12月18日をドイツ代表最後の試合日とすべく「希望を与えてくれるものだよ」との期待感を示した。

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