2022/09/22

母国・本拠地でのドイツ代表戦で、浮上のきっかけ掴みたいヴェルナー

©️AFP via Getty Images

 ハンジ・フリック代表監督は就任当初からティモ・ヴェルナーを重用・指導し続け、ときに当時所属していたチェルシーFCで失われていた自信を与えるきっかけをつくってきた。またそれにヴェルナーも出場した11試合で8得点をマークする形で応えていたものの、最終的にチェルシーでは思うように事が運ぶことなく今夏ライプツィヒに復帰。そして今回はその場所で代表戦を迎えることになる。2つの意味でホーム戦というだけでなく、ドイツ代表ではCFの存在が問題視されていること、ここまでライプツィヒは苦戦を強いられていることなど、明らかに重圧を受けプレーすることになるあろう。

 ただ特にこれまでのキャリアを通じて外部からの批判の声にも耐えてきた同選手は、木曜日にそのような趣旨の質問を受けても関わることなく「もちろん万全というわけではないけど、でもこれからよくなっていくと思うよ。新加入の選手たちも定着してきているし、チームとして自分たちの力を模索しているところなんだ。きっと良い方向に向かうと思う」と返答。ただその言葉選びからもまだ慎重さも伺い知れる。これからドイツ代表でまた勢いを得たいところだ。「でもハンジは、ただ僕に「良い子、良い子」って頭を撫でるだけじゃないよ」とヴェルナー。「彼は否定的な見方だけでなく、コーチの立場から物事をみるということで救ってくれるんだ。それで僕は目が覚めることができたんだよ」

 これまでフリック監督は1度もヴェルナーについて、ワールドカップ参加を危ぶむような発言をしたことがない。「ティモはいろんなことを巧みにこなすことができる選手であり、我々は非常に満足しているよ。守備面においても彼は変わらぬ努力をみせてくれる」と述べつつも、「ただもっと自分へのご褒美も得られるようになるといいのだけれどもね。そうすれば彼の得点に対する自己概念はさらに高まりをみせることだろう。その点に彼は取り組んでいかなくてはいけない」とも指摘。センターフォワードの選手層という点では他の攻撃的ポジションと比べて「決して層が厚いわけでもない」ことを認めざるを得ない現実は、ドイツサッカー界においてもヴェルナー自身にとっても残念なことである。

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