2022/11/10

同性愛嫌悪の発言で渦中の、カタールW杯大使が釈明

©️IMAGO/Eyepix Group

 カタール・ワールドカップの公式アンバサダーを務める、元カタール代表MFカリッド・サルマーン氏の発言が、世界中で物議を醸している。これを受けて同氏は自身の発言が、「文脈を蟲師して受け取られてしまったことを遺憾に思う」との釈明を述べており、「相手を不愉快にさせたり傷つけたりすることは、我々の宗教の本質ではない」とコメント。改めて「カタールでは誰でも歓迎される」と強調したが、同時に「我々の宗教と文化が今回のワールドカップで変わることはない」とも付け加えた。

 サルマーン氏は火曜日に放送されたドイツ国営放送ZDFの番組『Geheimsache Katar』内にて、同性愛は「ハラーム(禁忌)」であり、「精神的損傷をもった」人々であると発言。これにより政治家、人権団体、LGBTQI関連組織などの間で、国際的にも大きな波紋を呼ぶことにる。例えばドイツ代表主将マヌエル・ノイアーは「これは我々の世界観、我々の抱くものとは完全に相違するものだ。決して許されないし残念だ」と述べ、レオン・ゴレツカも「嫌気がさす」「大昔の人間がもっていたイメージ」と非難していた。「僕たちが目標にも模範にもするものではない」

 なおドイツ外務省もまたこの発言について非難を表明する一方で、ただ現在の所はカタール・ワールドカップ期間中にカタールへと渡航する予定のLGBTQI+の皆様へ注意喚起を行う予定はないとのこと。カタール自身は以前より、地域の文化を尊重する限りであれば、LGBTQI+の人々のワールドカップ観戦を「歓迎する」と述べている。

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