2022/11/14

ギュンドアン、クロップ監督との再共闘は「想像できない」

©️IMAGO/Shutterstock

 現在ではマンチェスター・シティでキャプテンを務めるなど、クラブシーンでは輝かしいキャリアを歩んできたイルカイ・ギュンドアンだが、ただその一方でドイツ代表ではユーロ、ワールドカップを合わせても通算4試合のみの出場にとどまっているところ。そのため今月開催のカタール・ワールドカップの1年半後に開催される、母国ドイツでのユーロでも重要な役割を果たしたいと考えているところだ。

 「2024年でも引き続きトップレベルでプレーできるようにしていきたいね」と、kickerとのインタビューにて語った同選手は、「少なくとも僕はそう感じている。必要としてもらえるのであれば、それを完全に否定する必要なんてないんだ」と言葉を続けた。ただその時にどのクラブでプレーしているかについては、現時点ではまだ明らかとなっていない。

 ギュンドアンとマンチェスター・シティとの契約は来年夏で満了を迎える状況にはあるものの、ただギュンドアン自身は特に焦りを感じているわけではないという。「年のせいなのかな、かなり落ち着いているね。まだ2023年の夏というのは遠く感じるんだ。あまり気にしていない」

 特に指揮をとる「グアルディオラ監督自体、どうなるのかがはっきりしていないし」ともコメント。「彼とクラブの契約も2023年まででしかなく、その後のことはまだ誰も知る由もない。そしてサッカー選手にとってもっとも重要なことは、信頼を与え鼓舞してくれる監督の存在なんだ」と言葉を続ける。「僕はフレキシブルで、チームメイトやフォーメーションに早く対応できていること、そして異なるスペースでも比較的早くうまく対応できることを、監督は評価してくれていると思う。」

 とはいえ、「外から見ているほど、そう簡単に物事が進むわけでもないけどね。時に思い通りにいかない、監督の思惑通りにはいかないこともあるもの。世界最高のクラブであるシティも困難はつきものなんだ。最高のパフォーマンスを見せられなければ外される、そのプレッシャーはつきまとうものさ」とギュンドアン。

 その上で改めて、マンチェスター・シティというクラブについては「本当に居心地よく過ごすことができているし、満足感が得られているよ」と強調した「僕はこのクラブにたくさんの恩義を感じており、また多くの素晴らしい時間を経験することができてきた。だからイメージ的にはまだこれから数年頑張っていくという感じかな」

 そのためドルトムント時代に指導を受けた、ユルゲン・クロップ監督との再共闘については明確に否定している。「それはないと断言できると思う。いかに彼のことを好きで感謝しているかは誰もが知るところだろう。でもシティには何年もお世話になっているから。今はキャプテンまで務めて、それでリヴァプールへ?それは想像できることではないさ」

 

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