2022/11/23

ドイツ代表:フリック監督、One Love着用禁止は「残念」

©️ picture alliance/dpa

 ドイツ代表ハンジ・フリック監督が、FIFAが『One Love』腕章を禁じたことについて質問を受け、「ドイツサッカー連盟は他の協会と共にシグナルを送りたいと考えていた。それにFIFAは待ったをかけ、罰則を科すと脅したのだ」と厳しい表情で返答。「選手たちが大切にしてきた人権や多様性のため、その模範となることが実現不可能であるということに衝撃と不満を感じている」と言葉を続けている。「そう思わない人たちもいるということなのだろう」

 罰則としてはキャプテンに警告が提示されるという「話は聞いていたよ。それなら次はジョシュア・キミヒ、そして次にトーマス・ミュラーがキャプテンになっていただろうね。それなら問題はなかったはずだ」と述べたが、ただ実際にはFIFAによる罰則が具体的にどのようなものであるかは、明示されていないことが問題となっていた。さらにその発表が試合開始数時間前だったイングランド代表が、その短時間の間で別の対応をとれなかったということももう1つの問題に。「だから協会としては選手をそこに巻き込まないようにしようと、プレッシャーをかけないようにしようと話したんだ。残念には思う。だがそれもしょうがないことだ」とフリック監督。

 その後に多くのネガティブな見出しが踊ったことには、特に影響を受けていないことを指揮官は強調。「我々がいったい何のためにここにいるのか。そのことに集中している。このチームを最高の形で準備させていくこと。それはレーヴ前代表監督との会話から得た教訓の1つだ。あるディナーの席で「外部の情報を遮断しろ」と言われている。なるべく近づかないほうが良いと」だがそれがいかに困難であるかも、今は思い知らされていることだろう。

 ジョシュア・キミヒは「先を見据えるべきだ」と翌日に迫ったグループリーグ初戦日本代表戦を睨み、「4年半ぶりのW杯を楽しみにしている」と強調。カタールでのワールドカップでの開催などの疑問の声には「あれが決まったのは僕が15歳の時で、僕がそのことについて発言すべき立場かはわからないよ」としつつ、「みんなが燃えている」述べ、「明日の舞台が子供の頃から抱いていた大きな夢なんだ」と意気込みを見せた。「前回のW杯では何もできなかったことが皆わかっている。モチベーションは高いし、明日は必ず勝てると確信しているよ」

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