2022/12/02

ハヴェルツとミュラー「日本がスペインを破るとは・・・」

©️IMAGO/Matthias Koch

 仮にドイツが決勝トーナメント進出を果たすならば、最終的に2失点を喫していたことから、今回のコスタリカ戦では10得点を決めれば自力で突破することはできた。実際に今回は数多くの得点チャンスを手にしてはいたものの、逆に一時はリードを奪われるなど苦しい展開となり、最終的には4−2で今大会初勝利を手土産に母国へと帰還するのが関の山となった。

 この試合で特に活躍を見せていたのはカイ・ハヴェルツであり、前回のスペイン代表戦では同点弾を沈めていたニクラス・フュルクルークと共に、途中から投入されて後半で3得点を挙げるなどの貢献をみせた。ただ試合後そこに喜びの表情などはなく、それもまた致し方のないこと。2018年のロシアW杯に続き、ドイツ代表は2大会連続でグループリーグ敗退を喫したのだから。

 ただこれは同時に開催されていた、日本代表vsスペイン代表の結果にも影響を受けてのものだ。この試合で日本代表は強豪国を相手にして、ドイツ戦と同様に先制点を早々に奪われながらも、途中出場の2選手による逆転劇を再び演じてみせており、死の組と形容されたこのグループを首位突破してみせたため。「この結果は予想していなかった」とハヴェルツは吐露。トーマス・ミュラーも「日本がスペインを破ったことは、本当に信じられないことであり、そして本当に辛いことだよ。自分たちのノルマは果たせていただけに」と肩を落とす。

 しかしながあら何よりも、この最終戦という状況にあって、ドイツ代表チームが自らの運命を放棄してしまった。それこそがハヴェルツが指摘する最大の批判点であり、「自分たちのことを考えないと。なぜならば僕たちは実際のところ、日本戦でも勝利の可能性はあったし、スペイン戦でもいえることだった。そしてコスタリカが日本戦で勝利してくれたおかげでチャンスはあったんだけど」だが日本はスペイン代表からリードを奪い、万事休す。ドイツは8点差をつければ自力突破も可能だったが、いくら大量得点が可能なほどチャンスがあったとはいえこの日も失点を重ね、結局10得点をあげることなど現実的とはいえない。

 「自分たちの持っているクオリティを踏まえた場合、日本戦で敗戦を喫してしまうということは、絶対に起こらないようにしなくてはいけなかった。でも日本戦での15分間で2失点してしまっており、これは自分たちから招いてしまった結果でもある。」と言葉を続けたハヴェルツは、ドイツ代表が頂点に立った2014年までは「ドイツは大舞台で強いチームという認識だったけれど、でもこれで僕たちは2大会連続でグループリーグ敗退を喫しており、もはやそういうチームではないんだ」と強調した。

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