2022/12/02

「気迫に欠ける」シュヴァインシュタイガー氏の指摘にフリック監督反論

©️picture alliance

 ドイツから出発してわずか18日。ワールドカップ16強が開催される頃、ドイツ代表のいる場所はカタールではなく、もはや母国の地にある。木曜夜に開催されたワールドカップ・グループリーグ最終節コスタリカ戦にて、4−2と勝利しながらも敗退が確定したドイツ代表のハンジ・フリック監督は、試合後に改めて自己批判を口にしつつも、ただこの日に解説者を務めていたバスティアン・シュヴァインシュタイガー氏の指摘には異論を唱えた。

 シュヴァインシュタイガー氏の見立てではドイツ以外のグループリーグの参加国は、ドイツ以上に「気迫があった」とみており、これにフリック監督は「それは違う、まったくもってナンセンスだよ」と反論する。しかしそれでも2014年W杯優勝戦士は食ってかかり、「何を根拠にされているのがろうか」と自身の立場を堅持。「外からみていると、5%の気迫に欠けていることに気づく場面があった。例えば今日の試合いうと、キャンベルが中央でフリーになった場面でいえる」と述べ、「気迫というのは常に攻撃的に臨むという意味だけでなく、ちゃんと頭でも考えてその場に臨んでいることも意味するものだ」と言葉を続けた。

 とりわけ日本戦、そしてコスタリカ戦においてドイツ代表は、「相手をフリーにしてしまい、ボールにしっかりと対峙することなく、カウンターのチャンスを逸している場面が余りにも多くみられている」という。「これが気迫をみせている、ということ。もっとドイツ代表には期待していた。別に試合ではみられていたところもあった、スペイン戦ではうまくいったし、実際に結果にもでている。ただ日本戦のような試合でもあれでは不十分だ。アントニオ・リュディガーに関しては普段からそれをみせているが、他の選手はどうだろう?とにかく不足がみられた」

 ただフリック監督はそれでも、「確かにミスはあった、だが気迫に欠けていたとは思わない」と同調することはなく、「今日の試合では選手たちも意欲的に臨んでいた」と強調。そして「今回のワールドカップの敗退は、決して(4−2で勝利した)このコスタリカ戦で決まったのではなく、日本戦におけるあの20分間によるもの、さらにスペイン戦でも我々は終盤で2−1とするチャンスだってあったのだ」と付け加えている。

 一方でシュヴァインシュタイガー氏から評価を受けたアントニオ・リュディガーは、ドイツ代表監督ではなくシュヴァタイガー氏の意見を間接的ながら支持する発言を行なっており、「最後の詰めの部分での意欲、時にダーティさというか、そういった部分が僕たちには不足している」とした上で、「才能あふれることは決して悪いことではない。でも才能だけでなく、別の要素も重要だということ。そういっった部分も改善しないと、どうにもならないものさ」と語った。

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