2022/12/14

カタールW杯決勝開催地で、今度は24歳の出稼ぎ労働者が転落死

©️picture alliance / AA

 ルサイル国立競技場で警備員の1人が落下し、その結果で命を落としたことが明らかとなった。これはカタールの組織委員会が発表したもの。事故は土曜未明に発生しており、この警備員は作業中に「致命的な転倒」をしてしまったという。即座に医療チームが駆けつけて対応を行い、そのまま男性はハマド医療病院の救急室へと搬送されたのだが、火曜日にそこで息を引き取った。

 事故当日にはルサイル国立競技場では特に試合は開催されておらず、その前日にはオランダとアルゼンチンによる準々決勝が開催。そこでは出稼ぎ労働者に対する、ワールドカップ主催者の無関心さについての記事を発表し、さらにワールドカップでレインボーTシャツを着るなど物議を醸していた米国人記者、グラント・ウォール氏が試合中に心臓発作で他界したばかり。
 
 なおCNNの報道によれば今回他界した警備員は24歳のケニアから来た出稼ぎ労働者であり、主催者側によれば「落下に至った状況を調査し、その後詳しい情報については発表を行う」こと、そして遺族が未払いの金銭などを全て受け取れるようにすることも併せて発表している。ちなみに日曜日にはこのルサイル国立競技場で、カタール・ワールドカップ決勝が開催されるところだ。
 

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