2023/01/04

ロブレンのリヨン復帰が、ボアテングに意味するところ

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 ジェローム・ボアテングの立場は、これいまで以上にオリンピック・リヨンにおいて不透明な状況へと陥っている。ここのところはすでに、今回の冬季期間中にもクラブを後にするのではないかとも報じられていた元ドイツ代表だが、そんな中でオリンピック・リヨンはデヤン・ロブレンの獲得を発表したのだ。

 特に同選手にとっては2010年から2013年にかけ、CLを舞台に飛躍をみせた古巣クラブへの復帰でもあり、今回は2025年までの2年半という契約を締結。ロシアによるウクライナ侵略後もゼニト・サンクトペテルブルクの主力としてプレーし続けたクロアチア代表は、3位に終わったワールドカップでフル出場した後に再び戦いの舞台をフランスに移すことを決断したのである。

 「リヨンに戻ってこれてとても嬉しいね。このクラブは世界への扉を僕に開いてくれた。たくさんの思い出があるし、常に支えてくれるオーラス会長とは深いつながりがあるよ。後ろ髪を引かれる思いで2013年に後にしたクラブで、改めて僕という選手をみんなにみせたいと思う」と意気込みをみせた。またリヨンも「監督が求めていた守備陣に大きな経験をもたらすこと」を期待。

 ただそれこそまさに求められていたボアテングにとっては、むしろ辛い期待の言葉だともいうことができるだろう。ちなみにボアテング自身は先日、去就に関する噂に「誰からも何も聞いていない。僕としては早く復調することに完全集中していきたい」とコメント。そして「ブランができてから僕自身はとてもうまくいっていたし、怪我の前までは常にプレーできていたんだ。監督の信頼と考えがなにより僕にとって重要なものなんだ」と語っている。

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