2023/01/10

ブレーメンのフュルクルークが代理人変更、移籍への布石?

©️IMAGO/Jan Huebner

 先日にニクラス・フュルクルークはkickerとのインタビューの中で、移籍の可能性について問われ「今は特に何も考えてはいないね。何かが提示される時になれば、またクラブ側にとって魅力的なものならなにか反応をするかもしれないし、そうなれば話し合って解決するしかないよ。絶対にこうだとはいえないものさ」と述べ、「現時点でその話題はない。でも何がおこるかもわからない。ドイツ国内での移籍ならバイエルンだけが議論すべきクラブかもしれないけど」とコメント。移籍の判断材料としては「後半戦にむけて良い機会をみいだせる場所。ブレーメンはそこでかなり良い場所なんだ。だから僕自身はプレッシャーを感じていないし落ち着いている」と、ヴェルナー監督の攻撃サッカーの恩恵とチームの好調ぶり、そしてその結果でドイツ代表としてワールドカップ出場を果たせたという状況への理解も見せていた。

ヴェルナー監督、今冬残留信じるもプランBも検討へ

 しかしながらその一方で代理会社ROOFが、新たなクライアントとしてニクラス・フュルクルークを発表。そして前述の通りまさに「キャリアの絶頂期にある選手」として紹介されたフュルクルークについては、実際に他クラブからの関心という点で仕事に困ることはないはずだ。果たしてこの事態をブレーメン側はどう受け止めているのか?ヴェルナー監督は「具体的にどうすべきか、今すぐに考えるべきことは特にない」とまだ3週間残された今冬での移籍市場での動きはないことを強調しつつ、プランBを用意しないわけにもいかないことも併せて指摘。「望むことではなくとも、それでも良くない方向に進むのであれば、どこかの時点で何が可能かを考えていかなくてはいけなくなるだろう」とも付け加えた。

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