2023/01/28

バイエルン:ゴレツカが負傷欠場、ニャブリとは「良い話し合い」

©️IMAGO/MIS

 週末にはアイントラハト・フランクフルトとの注目の一戦が控えるバイエルン・ミュンヘンだが、しかしながらユリアン・ナーゲルスマン監督はレオン・ゴレツカ不在での対応を余儀なくされる。指揮官によればドイツ代表MFは股関節に問題を抱えており、「ログパスの時に違和感を覚えるようだ。だからそこでのリスクは避けたい」とコメント。そのため同選手は金曜日の練習でも不在となっており、ただ来週火曜に控えるドイツ杯16強1.FSVマインツ戦については、出場可能の見通しだという。

 ゴレツカは年明けから続く2試合のドロー(ライプツィヒ戦とケルン戦)でともに先発メンバーに名を連ねており、ただ後者ではハーフタイムで交代。その代わりとして投入されていたライアン・グラフェンベルフが今回のフランクフルト戦においても起用される可能性が高く、「彼はよくやってくれていたよ。基本的に私は流れをもちこむように意識するところがある」と笑顔をみせた。

ナーゲルスマン監督「ニャブリと良い話し合いをした」

 その一方で同じくハーフタイムで交代を告げられていたのが、週末のパリでのファッションウィーク参加で物議を醸していた、セルゲ・ニャブリである。試合後にはサリハミジッチSDが「アマチュア」と糾弾しており、指揮官は「この話題が大きくなってしまったのは、その後の彼のパフォーマンスによるものだ」と説明。

 「そうなれば大衆紙などの話題は必要以上に騒がしくなるものだよ」と述べつつ、「ニャブリとは良い話し合いをしているし、あの交代はパリのこととは無関係だ。ただプレー面を判断してのものだ」と言葉を続けている。

タパロヴィッチGKコーチ退団の余波

 タパロヴィッチGKコーチによる突如の退任劇の余波は、今もまだ冷めやらぬ様子。キッカーが得た情報によればこれには選手たちも大いに驚きを覚えており、フリック前監督時代にともにACを務めたヘルマン・ガーランド氏も、「最高レベルのプロフェッショナルで、人間としても傑出した人物。勤勉で常に高度な準備を行い、常にチームプレーを忘れない素晴らしい性格の持ち主だ」と評価。

 ノイアーとの蜜月の関係が注目されがちだが、同氏はウルライヒがドイツ代表の候補にあがるだけの成長に導いた手腕も指摘する。そもそもノイアーにとっては長期離脱に続く大きな打撃であり、かつてのオリヴァー・カーンとゼップ・マイヤーのように、選手とコーチの関係や理解はベースとなるものなのだ。実際にクリンスマン監督が代表でマイヤーコーチを解任すると、最終的にGKはレーマンに変化。果たして夏に復帰を目指すノイアーは、どういった答えをピッチ上でみせるだろうか。

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