ルディ・フェラー氏、マヌエル・ノイアーの「ドイツ代表継続」を明言

©️IMAGO/Hartenfelser

　ここのところは物議を醸すインタビューで話題となっている、マヌエル・ノイアー。しかしながら先日ドイツ代表のマネージャーに就任したばかりのルディ・フェラー氏は、同選手を巡るこの騒動も間も無く沈静化するとみており、火曜夜にスカイとのインタビューにて、引き続きドイツ代表での未来があるか？との問いには「もちろんだ。彼はドイツ代表のキャプテンなのだよ」と明言した。「たとえ今はここ数週間の出来事によって議論がなされているとしてもね」

　ノイアーは南ドイツ新聞とアスレティックに対して、長年自身のＧＫコーチを務めてきたトニ・タパロヴィッチ氏の解任を痛烈に批判。「バイエルンではこういうことは大袈裟になってしまうものだからね」とフェラー氏。なおこれを受けてクラブ首脳陣は揃って、その心情に理解は示しつつも公言したことには苦言が呈しつつ、ノイアーと話し合いの場を設けて解決をはかることも明らかにしている。

　「彼ら首脳陣に皆さんについては個人的にも知っている。もしもまだ話し合いが行われていないとしたら、もう間も無くしてその機会が設けられることになるだろう。そして両者はまたうまくいくようになるよ」とフェラー氏。「双方それぞれに非があるのかもしれない。いずれにしても修正不可能というほどのものではないさ」

　ただ実際にノイアーがバイエルンとドイツ代表のピッチに戻ってくるまでには、まだしばらくの時間が必要だ。今冬のワールドカップ後のスキーツアーで足に骨折を抱えており、すでに来シーズンからの復帰を視野に回復に努めているところ。そのためドイツ代表ではひとまず、マーク＝アンドレ・テル＝シュテーゲンとケヴィン・トラップが出場機会を得る見通しだ。