ドイツ代表フェラー氏、選手の質と指揮官への信頼を強調

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　２０１８年のロシア・ワールドカップから続く不振、そしてそれに伴うオリヴァー・ビアホフ氏の退任など、暗い話題が続くなかで２０２４年に母国開催のユーロを迎えるドイツ代表。先日にそのビアホフ氏の後を受けてマネージャーへと就任したルディ・フェラー氏は、ドイツの国営放送ＺＤＦに出演し改めて、ピッチの内外で再び大きな盛り上げをみせていきたい考えを強調した。

　それはピッチ上でのパフォーマンスのみならず、ファンとの距離を縮めより多くの人々に熱狂してもらうことも、重要していくという意味でもあり、そこで「練習も公開形式で行うようになっていくことだろう。大切なことは選手たちが覚悟をもって臨むということだ。そしてそれを実際に示してくれることだろう」と期待感を示している。

　また同様にハンジ・フリック監督に対しても期待感を強調しており、「彼の進退問題は、我々のなかでは決して問題にはならなかった。きっと彼はしっかりと仕事をこなしてくれる。そう我々は強く確信している」とコメント。「ドイツ代表は本来は非常に良いチームであることにかわりはないが、ただクオリティは高くとも情熱という意味で不足していた」という問題を、バイエルンで欧州三冠を達成した指揮官に解決してもらいたいところ。「チームは一致団結し、そして邁進していかなくてはならない。そのために我々としては、フリック監督に全力でサポートしていく考えだ」と言葉を続けた。