2023/03/10

ドイツ代表:国際試合1000試合目はウクライナ代表とブレーメンで対戦

©︎IMAGO/Ulmer/Teamfoto

 ドイツの国営放送によるTV番組『Sportsschau』では、ブンデスリーガや欧州カップ戦が終了した直後となる6月12日に、ドイツのブレーメンにてウクライナ代表との親善試合を開催することが決定したとのこと。これは2つの意味で実に象徴的なものだ。

 そのうちの1つは当然のことながら1000試合目という節目に、ロシアから侵攻されたウクライナと対戦するということ、そしてもう1つはそれがブレーメンという場所で行われると言うことである。行政より警察費用の負担を求められたことから2012年以降、ドイツサッカー連盟はブレーメンでの国際試合の開催を控えることでドイツサッカーリーグ機構と合意していた。

 ちなみにドイツサッカー連盟からはまだ、特に正式な発表などは行われていないものの、この6月には3試合が実施される予定となっており、そのうちの1つはゲルゼンキルヒェンにて開催され、対戦相手はウルグアイであると同番組は併せて報じられている。

 2024年に開催されるユーロでは自国開催となるために、ドイツ代表はそれまでは親善試合のみを実施。その皮切りとなるのが今月の25日にドイツ・マインツで迎えるペルー代表戦であり、さらに28日にはケルンにてベルギー代表と対戦。それに先駆けて来週には、フリック代表監督は参加メンバーを発表する予定だ。

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